2019年9月21日 (土)

業績が悪いために社長の業務が増える

いくつかの中小企業で、こんなことを見聞きしました。

どちらも業績が悪い会社です。

それらの会社は、社長が細かいことまでやらなければならない。
総務や経理的なこと、営業はもちろん、社内のあらゆることに携わらなければ、会社が回らない。
いわゆる雑務的なことに時間を取られている状態です。

そのため、社長が本来やるべき「将来のことを考える」とか、「会社を良くするための動きをする」といったことに手が回っていません。

細かな雑務的なことは、他の社員や新たに人を雇ってやってもらいたいが、業績が悪いためその人件費が捻出できないのです。
結果として、社長がやるしかなくなっています。

どちらの社長も「しばらく耐えるしかない」と言っています。
そういった会社は、少なくありません。

2019年9月20日 (金)

掲示板の情報が多すぎると何が大事か見えなくなる

ある会社の壁一面。
たくさんの情報が掲示されています。

経営理念から、会社の方針、そこでのルール、注意事項など。
業者から仕入れる弁当のメニューも、そこに掲示されています。

とにかく、あらゆる情報を貼り出している。
そんな感じです。

しかし、情報が多すぎるため、かえって何が大事なのかが分からなくなっています。

情報を見える化することは重要です。
掲示板に情報を貼り出すのは、とても良いことです。

ただ、大事なこと、新たに知って欲しいことなどが、多くの情報の中に埋もれてしまっていて、かえって伝わりにくくなっているような状況です。

情報についても、整理を行い、常に掲示をしておくもの、新たに知って欲しいことなどを、分かりやすく分類しておく必要があります。

2019年9月19日 (木)

在庫はなんのためにある?

流通論の基礎的な講義をする際、以下のような話をすることがあります。

『在庫は何のためにあるのでしょうか?』

結論から言うと、
『生産と消費の、時間の差を埋めるため』です。

時間の差とは、モノが生産されるタイミングと、消費されるタイミングが異なり、そこに隔たりが生じているということです。
生産されたものが、その場ですぐに消費されるのであれば、在庫は必要ありません。

たとえば、自宅で料理を作り(生産)、すぐに食べる(消費)のであれば、在庫として置いておく必要はないわけです。
しかし、料理を前の日に作り、翌日に食べる場合は、冷蔵庫などで保管(在庫)する必要があります。

そのように、生産と消費の時間の差を埋めるため、在庫が存在する。

流通や物流に関する基礎を学んでもらう際、在庫の意義をそのように説明しています。

2019年9月18日 (水)

一つの不正が企業を蝕んでいく

JR線路のガード下に入っていた立ち食いそば屋が閉店しました。
店はシャッターが閉められています。

しばらくして、シャッターの前に、ゴミが放置されるようになりました。
誰かが不法投棄したゴミです。

日が経つにつれ、ゴミの量がだんだん増えていきました。
今は、シャッター前がゴミの捨て場のようになっています。

閑話休題。

会社の組織においても、同じようなことが起こるかもしれません。

誰かが小さな不正をする。
それを見ていた周りの人も、「私も少しくらい…」と、不正に手を染める。

やがて、会社の中で不正が蔓延し、組織を蝕んていく。

不正といっても、大きな不正ばかりでなく、次のようなことも考えられます。

・特に理由なく遅刻をする
・仮病を使って休む
・使ったものを元の場所に戻さない
・廃棄すべき商品を黙って持ち帰る
・文房具などを消耗品を私用に使う

そんな“ちょっとした不正”を許すことが、やがて“不正が許される組織風土”になる。
そのような組織が良いはずありません。

2019年9月17日 (火)

話しを聞き続けられる時間

講義や講演など、人の話しを聞くとき。
あるいは、自分で話しをするとき。

どれくらいの時間が適当なのか。
休憩なしで、聞き続けるのは、何分がよいのか。

あくまでも感覚ですが、60分~75分が適当ではないかと感じています。

60分までは、特に苦に感じず、時間が過ぎていきます。
逆に60分未満で休憩を入れると、少し短い感じがします。

そして、75分くらいまでは集中して聞くことができます。

しかし、それを超えると集中力が途切れ、話しが耳に残らなくなることがあります。

90分くらい休憩なしというのは、少しつらい。
大学の講義では1コマ90分で設定されていますが、90分集中し続けるのは、結構大変ではないかと思います。

そんなわけで、私が話しをする際は、60分から75分くらいで一度休憩を取るようにしています。

2019年9月16日 (月)

質にこだわるスーパー、数にこだわるスーパー

青果の仲卸業の人に聞いた話です。

その仲卸業は、複数のスーパーに青果物を納品をしています。

そのうちの一社(A社)は、品質にこだわるスーパー。
品質が悪いものは仕入れないという考えを持っています。

そのため、仲卸業も、A社向けには良いものを揃えようと努力しています。
ただし、数が揃わず欠品になることもあります。

そして、もう一つのスーパー(B社)は、数を揃えることを重視している会社。

B社が発注した数を、欠品なく納品すること。
それを仲卸業に言われています。

従って、B社向けには、多少品質が悪くとも、とにかく数を集めることを優先しています。

A社とB社、どちらが良いのか?
仲卸業としては、A社の考え方も理解できるし、B社の考え方も理解できます。

どちらが良いか、最終的に判断するのは消費者ということになります。

2019年9月15日 (日)

講演終了後の質問

誰かの講演を聞いた後、「質問がある方はいませんか?」と、質疑応答の時間になることがあります。

その時、積極的に質問するか、遠慮するか。

やはり積極的に質問する方が、自分のためになることは間違いありません。
自分が疑問に思ったことや、もう少し詳しく聞きたいことなどを質問し、自身の納得を得る。
それが、講演をより有意義にすることになります。

そこでは、とんちんかんな質問でも構わないし、自分の感想や意見を述べることでもいいと思います。
講演者も、いろいろな角度から質問されるのは、嬉しいはずです。

状況が許す限り、積極的に質問する姿勢でいたいものです。

2019年9月14日 (土)

偉い人は奥に座っている

オフィスのレイアウト。

メンバーがどこに座るか。
入口に近い方、真ん中、奥の方。

どこの会社も、そこにはセオリーあります。

役職が低い人は入口近く。
そして、偉い人は一番奥。

つまり、その人がどんな役職なのかは、座っている位置である程度見極められるということです。

逆に、偉い人が入口に近い方に座っているという会社はあるでしょうか?

そんな予定調和を壊している会社があると、面白いと思うのですが。

2019年9月13日 (金)

先端技術に惑わされない

ある企業で、物流の効率化を検討していた際、トップから次のような発言がありました。

「AIとかを何かに使えないか。」

AI(人工知能)やロボットといったキーワードを、昨今あちこちで耳にします。

「それらを取り入れないと、世の中から遅れてしまう」といった、あせりをあおるような論調も見かけます。

そのトップは、半分は本気、半分は単なる投げかけで発言したにすぎません。
メンバーに、先端技術の導入を研究することの必要性を問うたものです。

AIやロボット、画像認識技術やICタグなどの先端技術は、物流分野で利用できるものは、恐らく幅広く存在します。

しかし、やはり大事なのはその狙いをはっきりさせること。
先端技術の導入が目的ではなく、それはあくまでも手段。

そのことを念頭に、効率化に向けた議論を進めています。

2019年9月12日 (木)

やらないことを放ったらかしにしない

部下に指示を出したり、プロジェクトで決めごとをしたりした際、期限を決めることがあります。

「〇月〇日までにやるように」と。

しかし、その期限までに提出がされないことがあります。

忙しくてできなかった。
やる能力がなかった。
そもそもやる気がなかった。
など。(表立っては言わないまでも…)

その場合、期限までに提出しないことを放ったらかしにしてはいけません。
放ったらかしにすると、担当者は「やらなくてよかったのだ」、あるいは「期限までに出さなくても大丈夫だ」と、妙な勘違いをしてしまいます。

それが積み重なると、期限までにやらなくていいことを、当たり前に思うようになります。

たまに、期限までにやらないことを許してしまう人を見かけます。

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