2019年4月19日 (金)

徹底させるには「あれもこれも」ではなく「これだけ」を言う

会社の方針や、課題を社員に認識させなければいけない。
そして、それを実現させなければいけない。

日々、そのことを考えている経営者や管理者が大半だと思います。

社員に対し、あれもこれも言いたい。
問題点をあれこれ指摘したい。

そう思っているマネジメント層も多いでしょう。

しかし、物事を徹底させるには、「あれもこれも」は逆効果です。

「あれもこれも」聞かされても、社員の多くはそれを聞き流してしまいます。
『言っていることはわかるけど、そんな急に全部は出来ないよ』という思いと共に。

結果として、何も進まない。
何も実現できない。

そのため、物事を徹底させるには、言うことを絞ること。

一つか、せいぜい三つまで。
「とにかくこれだけは徹底してやってほしい」ということを伝える。

そして、それを言い続ける。
この心がけが必要です。

言うことを絞り、そのことは出来るまで言い続ける。
これが物事を徹底させるために必要な条件です。

2019年4月18日 (木)

今の仕事はなくなるという危機感

これから世の中は変わっていく。
確実に。

どんなふうに?

そのとらえ方は人それぞれですが、技術の発達がその大きな要素になることは間違いありません。

AI(人口知能)やロボットなどは、どんどん生活の中に取り入れられていくでしょう。

その時に、今やっている仕事はどうなるのか。
とても危機感を感じています。

私が仕事としている物流や経営のコンサルティング。
物流の世界も、自動運転やロボットが作業するのが当たり前の状態になると、そのあり方も変わっていきます。
経営においても、“ヒト(=従業員)”の果たす役割が大きく変わります。
そうなると、今行っているコンサルティングの業務も、その中身を変えていかなければなりません。

あるいは人材育成のための研修やセミナーといった仕事。
そこに求められるテーマも違ったものになるでしょう。

では、どう変えるべきなのか?

それが明快に分かればいいのですが、そんなことはありません。
試行錯誤していかざるを得ない。

そんな危機感を感じています。

2019年4月17日 (水)

時刻は「24時間制」で表そう

時刻を表現する際、12時間制と24時間制の言い方があります。

ある運送会社での会話。
ドライバーの勤務時間について、
『2時に出発して、帰ってくるのが5時頃です』と言われました。

この場合、勤務時間は何時間だと思いますか?
3時間?

正解は15時間でした。

さらに、「2時」というのは、午前2時なのか、午後2時なのか。
1回では判断ができません。

『午前2時に出発して、帰ってくるのはその日の午後5時』というのが、その人が言っていたこと。

このように、12時間制の表現では、午前なのか、午後なのかが分かりづらくなります。

『2時に出発して、17時に帰ってくる』という表現であれば、「夜中の2時に出発して、勤務時間は15時間だな」というのが分かります。

会話の齟齬を避けるためには、時刻は24時間制で表現しましょう。

2019年4月16日 (火)

在庫が合わない理由

雑貨を扱う卸売業で、「棚卸の際に、いつも在庫が合わない」という状況が発生しています。

なぜ在庫が合わないのか。
要因はいくつか考えられます。

まず第一に、「出荷ミスをしている。」
本来と違う商品を出荷してしまうと、当然ですが、在庫が合わなくなります。

私がその卸売業の物流センターを見たところ、恐らく出荷ミスが最大の要因だと思われました。
そこの物流センターには、倉庫管理システムは導入されておらず、すべてが目視の作業。
しかも、見た目が似たような商品が多く、種類もたくさんあるため、出荷ミスが起きやすい環境です。

それ以外にも、在庫が合わない要因として、次のようなことが考えられます。
・入荷した商品の種類や数量が、伝票と異なっている
・従業員による不正持ち出し(万引き)
・営業担当者がサンプルとして持ち出した際に、在庫の引き落とし処理をしていない
・そもそも棚卸の際に、数をカウント間違いしている

そういった要因を突き詰め、在庫差異をなくす取り組みをしていくことが必要です。
在庫差異は、「物の損失」が現象ですが、結果的には「お金の損失」です。

在庫差異をなくすことも、重要な改善テーマとなります。

2019年4月15日 (月)

人口減少と倒産の増加

総務省から、2018年10月時点の総人口の数値が発表されました。

一年前から比べ、総人口では0.21%(26.3万人)の減少。
生産年齢人口(15歳~64歳)は、0.67%(51.2万人)の減少。

一年間で、それだけ人口が減っています。

それに付随した動きとして、人手不足倒産も増加傾向にあると報じられています。

人手不足倒産とは、単純に人がいないため業務が出来ないというよりも、人件費の増加が収益を圧迫し、経営が成り立たなくなるものです。

街中のアルバイト募集のポスターなどでも、数年前から確実に時給が上昇しています。
それでも人が集まらないため、ポスターが貼り続けられている。

人件費が上昇しているのであれば、それを価格に転嫁すればよいのではないか。
誰しも考えることですが、それが出来ない企業がたくさんあります。

結果として、倒産に至ってしまう。
それが、人手不足倒産。

コスト低減も必要だが値上げも必要。
多くの企業で課題が増えています。

2019年4月14日 (日)

自分たちの現場を客観的に見てみる

あるスーパーで、店長を対象とした研修を行いました。

研修のテーマは「業務改善」。
自分たちの現場(店)で行われている業務を改善するための考え方や手法などについての研修です。

研修の中で、実際にあるムダや問題点を探すというワークを行いました。

研修が行われた店舗の中を歩き回り、ムダや問題がないかを見つけてもらいます。

すると、
・在庫が多すぎる
・不要な資材が放置されている
・マニュアルや表示物が見づらい
・床に段差があり危険
など、数多くのムダや問題点が抽出されました。

店長たちは、自分の店でも同様のことがあると、気づきを得たようです。

毎日目にしていることでも、意識的にムダや問題を見つけようとしなければ、それらを浮き彫りにすることはできません。

業務を改善しようとする際は、ムダや問題がどこにあるのか、“意識をする”ということが大切。
それには、時に自分たちの現場を、客観的に見てみることが必要です。

2019年4月13日 (土)

不満はどこで出す?

誰しも、働いていると不満が出るものです。

上司に対する不満。
同僚や部下に対する不満。
顧客に対する不満。
仕事内容についての不満。

「不満がほとんどない」という人は、極めて少ないでしょう。

不満がある。
それを口に出したい。

では、どこで口に出すか?

直接その相手がいる職場?
あえて相手がいない場所?
それとも居酒屋?

理想は、相手に面と向かって不満が言える場所です。
そうでなければ、相手に直接伝わらない。

不満を解消するには、不満となる相手にそれを理解してもらわなければなりません。

「それが出来れば苦労はしない」という“不満”もありますが…。

2019年4月12日 (金)

グローサラントは儲からない

最近、スーパーで「グローサラント」と呼ばれるものが増えています。

グローサラントとは、グロサリー(食品、雑貨)とレストランを組み合わせた造語。
スーパーの一角に、厨房と食事ができる席を置き、その場で食事を食べられるようにしたものです。

ショッピングセンターの中にあるフードコートとは少し異なり、スーパーの食品売場で売っている食材を使ったり、売場で買ったものをそこで飲食できるようにしたりしています。

つまり、スーパーが直営で食事を提供する場を設ける。
それがグローサラントです。

買い物のついでに食事ができる。
その魅力で、集客を図ろうとする狙いがあります。

さて、そのグローサラントは儲かるのでしょうか。

結論から言うと、儲からないのではないか。
これが私の見立てです。

その理由としては、以下のようなことが挙げられます。

まず、人件費というコストが掛かる。
調理をしたものを提供するので、当然その調理をする人の人件費が掛かります。
しかし、それはフードコートやテナントのレストランも一緒。
フードコートやレストランと異なるのは、集客力です。

フードコートやレストランは、食事をする場所がある程度広く取られ、魅力あるメニューで集客を図っています。

それに対し、グローサラントの面積はそれほど広くなく(スーパーの一角に設けているので)、厨房のスペースも限られたものとなっています。
そのため、メニューも多くはありません。
ステーキやピザ、海鮮丼など、限定されたメニューしか提供できません。

そのため、集客に限りがあり、売上はそれほど多くはないと思われます。

また、買い物のついでに食事をしたいという人が、どれだけいるのか?
多くの人の行動として、買い物は買い物、食事は食事として切り離して考えているのではないでしょうか。

食事をするのであれば、メニューが豊富であったり、美味しく、雰囲気の良いところで食べたい。
当然の欲求です。

グローサラントは、スーパーの一角という環境、そしてメニューも限定的。
仮に美味しいものを提供していたとしても、限られたメニューではリピートも多くありません。

結果として、売上はあまり見込めず、コストが多く掛かる。
それが、儲からないという結論です。

流行りもの(“グローサラント”という言葉)に飛びついても、儲からないのでやがて消えてなくなる。
グローサラントにはそんな気配を感じます。

2019年4月11日 (木)

数をこなすと質になる

「数をこなすと質になる」というフレーズを目にしました。

たとえば美術。
多くの美術品に触れることで、その良し悪しがわかるようになる。

あるいは図書。
本を多く読むことによって、自分に教養が蓄積される。

そしてそれは、仕事についても言えるものです。

どんな仕事でも、数を積み重ねればその分野のプロになります。
日々同じ仕事に取り組むことによって、的確な処理を行えるようになります。

従って、仕事の質を高めるには、数をこなすこと。

新人に伝えたい言葉です。

2019年4月10日 (水)

しつこくしつこく言い続ける

私の友人(管理職)の愚痴。

『仕事が出来ない部下がいる。
的外れなことに一生懸命取り組んだり、何か問題があってもその報告が無かったり。
決められた期日に間に合わないこともしばしば。

どうしたらいい?』

という愚痴。

その人(部下)のことを知らない立場なので、正解を出せるわけはありません。

ただ、普遍的に言えることは、理解力が劣っている人に対して指導をするには、しつこく言いつける必要があるということ。

何をしなければいけないのか、期日に間に合うように進めているのか、それらを一つ一つ確認する。
出来ないことに対しても、出来るようになるまでしつこくしつこく言い続ける。

そうすれば、さすがに「言われたことはできる」ようになるでしょう。

もし、しつこくしつこく言っても出来ないようであれば、その時はあきらめる(=辞めてもらう)しかありません。(苦笑)

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