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2018年6月

2018年6月30日 (土)

電池がなければただの箱

先日、物流現場の作業状況を写真に撮るため、デジカメを持っていきました。

いざ撮ろうと電源を入れると、「バッテリーを充電してください」というメッセージが。

しばらく使っていなかったので、バッテリーが放電してしまっていました。

出かける前に電池をチェックしなかったのがいけなかったのですが、これではデジカメは使えません。
ただの箱です。

スマホにカメラが付いているので、その場はスマホで撮って済ませました。
ただ、私のスマホの画質はあまり良くない。
事前に電池チェックしなかったことを後悔しました。

電池で動く機械はたくさんあります。
スマホ、タブレット、リモコン、等々。

それらは電池がなければただの箱。
今回の再発防止策は、「出かける前には必ず電池量を確かめる」とします。

2018年6月29日 (金)

カラ梅雨の憂鬱

私が住んでいる東京では、梅雨時期だというのに、雨がほとんど降りません。
既に“夏”といった感じの気候が続いています。

例年、梅雨時期の雨ふりが長く続くと、ちょっと憂鬱な気分なります。

出かけるのが鬱陶しくなり、傘を持たなくてはいけないのが少々面倒くさい。
増してや、満員電車に乗って蒸した空間に身を置いていると、「早く梅雨が明けてほしい」と、思いを果てることになります。

その一方で、雨が降らないと憂鬱になる業界もあります。

最たるものは雨具業界。
傘や合羽など、雨が降らなければ使うことのない商材を売っている業界です。

これらのメーカーや卸は、雨が降らなければ売れ行きは大幅に落ちてしまいます。

雨が降って憂鬱な人と、雨が降らなければ憂鬱になる人。
立場によって、思いは様々です。

2018年6月28日 (木)

探すことは仕事ではない

仕事をしていると、何かを探すことがあります。

書類、備品、電子ファイル、また物流の現場などでは対象の商品を探すことも。
目的のモノがすぐに見つからない場合は、あっちこっち探し回ることになります。

「探すことは仕事ではない。」
今日の主旨です。

モノを探している間は、まったく価値を生んでいません。

“一生懸命に”あちこち探し回っても、その間、何も付加価値を生んでいません。
ただのムダです。

ところが、探している本人は「一生懸命探すことが仕事」だと思っていることがあります。

それは大きな勘違いと言えます。

モノを探すことがあったら、『自分は何てムダなことをしているんだろう』と思ってほしいもの。

本当に探す行為自体は、まったく付加価値を生まない“ムダな行為”でしかありません。

2018年6月27日 (水)

叱ってくれる人がいなくなる

人は、歳を重ねたり役職が上がったりすると、叱ってくれる人がいなくなると言われます。

何か不備や問題があったとしても、“大人な対応”でやり過ごす。

それが人間関係にヒビを入れることなく、円滑に物事を進めるための計らいであることは否めません。

しかしそれによって、仮に悪い癖や問題のある態度があったとしても、本人はいつまでもそれに気づかず、結果的に損をすることになりかねません。

「本気で叱ってくれて感謝している。」
もし叱られたら、多くの人はそう感じるのではないでしょうか。

最近は「叱れない上司が増えている」などという記事を目にすることがあります。
叱るのも上司の大切な役目。

そして、(本気で)叱ってくれる人がいるということは、素晴らしいことだと思います。

2018年6月26日 (火)

始めることは容易だが、続けることは難しい

どんな企業でも、経営改善に向けた取り組みが行われています。

「今のままでいい」、そんな企業はないと思います。

何かしらの改善をしていかなければいけない。
経営者は常にそのことを考えています。

そのため、企業の中でいろいろな取り組みがなされます。
新たなプロジェクトが立ち上がったり、外部のコンサルタントを入れたり。

そういった今までにない取り組みを行うことは、比較的容易にできます。

「やるぞ!」という意気込みがあれば、始めることは可能だからです。
しかし、難しいのはそれを続けること。

初めは一丸となって取り組みを行ったものの、やがて尻すぼみになる。
いつしか、『前はそんな取り組みをしたことがあったなぁー』というセリフが口に出てくる。

このようなことは、どの企業も大なり小なりあるのではないでしょうか。

経営改善(業務改善)の取り組みは、何よりも続けることが大事。
しかし、それは容易なことではなく、どちらかと言うと困難な部類に入ること。
それでもやり続けなければ、良くはならない。

何が言いたいのかというと、「改善をやり続ける企業は強くなる。やり続けることができない企業はいつまで経っても今のまま」ということです。

今のままでいいのか、改善しなければいけないのか。
それには「(改善を)やり続ける意思」が求められます。

2018年6月25日 (月)

改善すべきことを自分事と思わせる

生産性をいかに向上させるか。
私はそのようなコンサルティングに携わる機会が多くあります。

その生産性とは、主に現場作業の効率に関することが多いのですが、ホワイトカラーの事務処理系の生産性を上げていく取り組みを行うことも少なくありません。

いずれにしても、「今の生産性をいかに上げていくか」、これが課題となってコンサルティングを行います。

そして、コンサルティングの第一ステップですが、まずは生産性の実績を取ることから始まります。
実態として、今の生産性はいくつなのか。
これが分からなければ、改善の結果を評価することはできません。

その「今の生産性はいくつなのか」ですが、私はこの数値を改善する当事者に集計をしてもらうようにしています。

上から与えられた数値ではなく、自分たちがデータを集めてきて、その実態をつかむようにする。
それを行うことをお願いしています。

自分たちの実態を、自分たちが集計することで、“自分事”と思えるようになる。
そのために、あえてデータを集めることから自ら行ってもらうのです。

上(経営者や役職者)から「今の生産性は〇〇なので、それをX%改善しろ」と言われても、今の生産性が当事者に分かっていなければ、それに対し“ピン”と来ることはないでしょう。

そのために、実態の数値を集めることから本人に行ってもらう。
これによって改善に対する当事者意識が生まれるのではないかと思っています。

2018年6月24日 (日)

経営危機の危機意識

非常に業績が悪い中小企業があります。
ここ数年、赤字続き。

このままでは企業の存続も危うい状況です。

しかし、経営危機を認識しているのは、経営者のみ。
従業員に、財務の状況を詳しく説明していないこともあり、経営者以外はあまり危機を感じていません。

確かに従業員の人たちは、みんな一生懸命に業務に取り組んでいます。
まじめに仕事をしていて、顧客の要求にも丁寧に対応しています。

ただ、従業員全員が「今の状況は決して良くない」という認識を持たなければ、業績が好転することは難しいのはないかと感じています。

経営者から、どこまで危機を伝えるのかは慎重に見極める必要がありますが、「今のままでは良くない」という意識を持たせる必要はあると感じています。

2018年6月23日 (土)

他の会社の状況を知る

先週、トラック運送事業者の経営幹部育成セミナーを行いました。

運送業の経営幹部の方に対し、経営戦略や自社の課題を考えてもらうセミナーです。

各社から集まった受講者同士で、グループディスカッションも実施します。
そこでは、経営課題に対し「自社ではこういった状況です」という紹介も、お互いに行ってもらいました。

セミナー終了後のアンケートでは、『他の会社の状況が知れてよかった』というコメントが多く見られました。

日常の業務の中では、他社の経営の状況や、運営の実態を知る機会はなかなかありません。
今回のセミナーは、トラック運送事業という同業者同士なので、他社の取り組みを知ることがとても参考になるとのことです。

次回のセミナーでも、グループディスカッションの機会を多く作りたいと思っています。

2018年6月22日 (金)

現地現物で物事が済んでしまう

トヨタ自動車やトヨタ生産方式について書かれた本は、数えきれないくらい世に出ています。

それらの中によく書かれているのが「現地現物」の大切さ。

現地に行き、自分の目で確かめる。
他人から聞いた話で判断するのではなく、本当にそうなのかを自分で確認する。

現地現物は大事な思想です。

そして、先日読んだ本にはこんなことが書かれていました。
トヨタが社員に対して伝えているメッセージだそうです。

現地現物について、「行って直接話しをすれば済むのに、延々とメールをやり取りしていませんか?」

延々とメールの往復をする。
よくある事象です。

確かに、直接行って話しをすれば、その場で済むことがたくさんあります。
それに対し、メールで何度もやり取りをしている。手間を掛けて。

物事を簡単に済ますことにも、現地現物は役立つということです。

2018年6月21日 (木)

1日1時間だけの労働

我が家のポストに、求人にチラシが入っていました。

「1日1時間だけの勤務です!」

チラシにはそう書かれていました。

仕事は、コインランドリーの清掃。
近くにコインランドリーがオープンするので、そのための求人のようです。

時給は1,000円。

そして、「好きな時間に働くことができます」といううたい文句も。

1日1時間だけなら、ダブルワークも可能です。
24時間営業で、好きな時間に勤務してよいというのは、究極の働き方とも言えます。

意外と応募者が多いかもしれない、と思わせる求人です。

2018年6月20日 (水)

言い続けることで気をつけるべきこと

私は、社員に方針を徹底させるには「(理解するまで)言い続けることが大事」だと思っています。

人は、一度や二度聞いたくらいでは、本心から理解することは難しい。
何度も何度も言い続けることで、ようやく理解できるようになる。

会社の方針などを理解させる場面では、そのように感じています。

ただし、そこで気をつけるべきことがあります。

それは、「また同じことを言っているよ」と、あきれられないようにすること。

また同じことを言っているとあきれられて、いわゆる右から左に流されてしまう。
これには気をつけなければいけません。

ある企業の社長が、『毎週の会議で言い続けていても、なかなか(思うとおりに)動かない』と嘆いていました。

その会社では、もしかしたら“右から左へ流されてしまっている”のかもしれません。

言い続けることは大事ですが、それが本当に耳に(心に)入っているかは気をつけなければいけません。

2018年6月19日 (火)

お金を掛けずに働きやすい会社にする方法

「働き方改革」という言葉を目にしない日はありません。
働きやすい職場環境にすることが、改めて多くの企業で課題となっています。

働きやすい職場にするためには、何をすればよいか。

残業を削減するためにシステムを導入することや、テレワークを可能にする、福利厚生を充実させるなど、いろいろなやり方があります。

そういった施策も大事ですが、お金(投資)が掛かる場合は導入が容易でないことがあります。

お金を掛けずに働きやすい職場にするには。
それは、社内の雰囲気を良くすることです。

パワハラ、セクハラがないことはもちろん、会社に行くことが苦ではない雰囲気にする。

お互いを尊重し、敬意を払い、目標に向かって一丸となって取り組む風土。
あらゆる人に対して、いわゆる“思いやり”を持つことです。

職場で何がストレスに感じるかというと、常に一番に挙がるのが「人間関係」です。
この人間関係の不満を取り除けば、多くの人にとってストレスは減ります。

そのような、誰もが働きやすい「社内の雰囲気づくり」。
これならお金を掛けずに実施することができるはずです。

2018年6月18日 (月)

毎日行っていても標準化されない

我が家の冷蔵庫で氷を作るには、製氷皿に水を入れて冷凍庫に入れておきます。

製氷皿に水を目分量で入れ、それを凍らす。
それによって一晩で氷が出来上がります。

その作業は、ほぼ毎日繰り返されます。

ほぼ毎日行っているので、累計したら何百回、何千回と繰り返している作業になります。

ところが、氷の出来栄えは毎回違う。
製氷皿に入れる水の量が、毎回微妙に違うからです。

水が多すぎて氷が割れづらくなるときもあれば、水が少なくて氷が小さくしかできないこともある。

毎日同じ人が同じ作業を行っていても、標準化(同じ量の水を入れること)ができない。
人がやる作業で、標準化というのは実は難しいのではないか。
自分の悪さ加減を棚に上げて、そんなことを感じました。

人間なので、行うことはロボットのようにはいきません。
しかし、物の生産や顧客サービスにおいては物事を標準化しておく必要がある。

なぜなら、標準化されていなければ、品質や顧客に対するサービスが都度バラバラになってしまうからです。

人が行う作業で、“徹底した標準化”をどうするか。
自分の動作においてもそれが課題となっています。

2018年6月17日 (日)

フィジカル・インターネットという概念

「フィジカル・インターネット(Physical Internet)」という言葉を聞きました。

フィジカル・インターネットとは、“物のインターネット”ということになります。
情報のインターネットに対し、物のインターネット。

物を、「協働のプロトコルや規格化されたコンテナ、高性能なインターフェースなどの標準的な仕組みによって相互に接続されたグローバル・ロジスティクス・システム」を実現するという概念だそうです。

ここに出てくる規格化されたコンテナ。
今、物のサイズはバラバラです。
オリコンのサイズも、いくつかの種類があります。

これを統一的に規格化されたコンテナに入れることによって、サイズをすべて統一できるようにするという考えだそうです。

さらに、標準的なデータのプロトコルで動かすことにより、異なるネットワークでも連携が可能となるとのこと。

これが実現できれば、物流の姿は大きく変わり、圧倒的な効率化につながるでしょう。

一説によると、このフィジカル・インターネットは2050年の実現を目指すと発表されています。

実際どうなるかは未知のことですが、概念としては注目すべき考え方です。

2018年6月16日 (土)

無人の店と有人の店の差別化

今、小売店で無人化を進めようとしているところがあります。

コンビニエンスストアのような小型店で、店員がおらず、無人で買い物ができる店です。

実際、中国やアメリカではそのような店が既に出現しています。

買い物という行為自体は、物の所有権を相手から自分に移すためのものです。
その行為だけ見ると、人(店員)が介在する必要性はありません。

従って、技術が発達し、また万引きなどの不正がないという前提であれば、店に店員がいる必要性は薄らいでいきます。

そのため、これから技術の発達とともに無人の店が増えていく可能性があります。

しかし、買い物というのは、所有権の移転だけでなく、それに付随する行為もそこには含まれています。
自分に合ったものを店員から勧めてもらうとか、使い方や特徴を説明してもらうとか。
その触れ合いによって、買い物の満足度は高まるわけです。

これから店員の役割は、そういった付随行為をいかに提供できるか。
そこが差別化の要因になっていくのだと思います。

2018年6月15日 (金)

酔いには注意

昨日、友人と飲み会を行った帰り、駅の階段から転落しました。

少し速足で階段を下りたら、足を踏み外し、そのまま10段ほど転げ落ちる形に。
幸い、軽い打撲とかすり傷で済みました。

記憶をなくすほどの多量のアルコールを飲んだわけではなく、普通に帰ったつもりですが、酒の力は恐ろしい。

実は階段から転げ落ちたのは人生で2回目。

1回目は20代の頃、やはり酒を飲んだ帰りでした。
このときも大したケガはなく、スーツに穴が開いたくらいで済みました。

そして昨日が2回目。

酒を飲むメリットは計れないほど大きいものですが、酔いには要注意。
「酒は飲んでも飲まれるな」を改めて思い出しました。

2018年6月14日 (木)

自分の利をあまり求めない

私がコンサルティングを含めた、行っているさまざまなビジネスにおいては、いろいろな人との関りがあります。

直接的なクライアントとして関係を持つこともあれば、間接的に(その人が仲介者としてビジネスを紹介するなど)関りを持つ人もいます。

それらいろいろな関りの中で、お互いに気持ちよく仕事ができる関係というのは、自分の利益を主張しすぎないことではないかと思います。

「金を払っているんだから」とか、「顧客だから」という主張をせず、お互いに敬意をもってビジネスに取り組む。
相手も「やってやる」という意識を取り払う。
これがお互いに仕事を成功させる要因の一つです。

あまりに自分の利を求めすぎると、相手に負担を掛け、結果的に相手も不満感を持つようになり、良い結果につながりません。

自分の利を求めすぎるのは、結果的には不利につながるような気がしています。

2018年6月13日 (水)

意識改革をするには

『社員の意識改革が必要だ』という場面がよくあります。

企業体質を変えていかなければならない場合や、問題の発生を防ぐために、社員の意識を変革する。
これが課題になるケースです。

ただ、“意識”というのは明確につかむことが難しいものです。

容易に定量化できるものでもありません。
『意識は変わったか?』と聞かれて、YESと言い切れる人は多くはないでしょう。

しかし、意識を変えていかなければいけない。
これには、まずそのことを言い続けるしかありません。

意識を変えることを言い続ける。
おかしな言い方ですが、それによって「意識を変える」ことを“意識させる”。

その後、結果として意識が変わったのかを客観的に評価する。
(評価できるまでには、長い時間が掛かりますが)

人は簡単に変われるものではない。
それでも変えなければいけない。

その場合、しつこくしつこく言い続けることが必要ではないかと思います。

2018年6月12日 (火)

物流ロボットを入れるのは今か

今、物流現場では作業を自動化・無人化するロボットの導入が大きなテーマとなっています。

自動ピッキングロボットや自動搬送ロボット。
また、自動検品のロボットなども、あちこちのセンターで次々に導入されています。

それらは、既に実用レベルに達しているものもあれば、未だ実験段階にあるものもあります。

そして、技術的には“使える”ものでも、投資対効果を考えると果たして導入すべきなのか、悩ましいところがあります。

今、物流ロボットの導入は、「入れるメリットは大きい」ものの、「投資対効果を考えると躊躇してしまう」段階にあると言えるでしょう。

そのような状況において、先端の技術を盛んに入れようとしている企業もあります。

そういった企業は、『とにかく効果がありそうなものは導入してみよう』という気質があるところ。
半ば、『やってみなければ分からない』という状況でも、それを『やってみよう』という考えが社内で通る会社です。

実際、『やってみたが、途中で止めた(効果があまりなかった)』という声も少なからずあります。

また、『正直、ロボットを入れるよりも、人手の作業のほうがコストが安い』という意見も多数聞きます。

それでも『やってみよう』という会社は、どんどん時代の先端を走っていく。
それが吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、やってみなければ“吉”は出ないのだと思います。

今、物流ロボットを入れるべきか、しばらく待つべきか。
悩んでいるのであれば(投資に余裕があるという前提で)、入れてみた方が良いのではないか。
実際、大企業でなくともそういった考えで、実験も含めて果敢にロボットを入れている企業は存在しています。

2018年6月11日 (月)

「一緒に仕事をしたいか」という採用基準

人材採用の場面において、どのような人を採用したいか。
また、どのような人を採用すべきなのか。

決まっているようで決まっていないことがあります。
そもそも、厳密に基準を決めること自体が難しいということもあるでしょう。

そのような中で、「(この人と)一緒に仕事をしたいか」という判断基準で採用を決めている会社が少なくありません。

会社というのはチームワークが求められるものであり、“仲間”として一緒に仕事をしていかなければなりません。
そのため、一緒に仕事をしたい人か、一緒にはやりたくない人なのかという判断で、採用を決めるというわけです。

一緒に居たくない人というのは、ストレスの源泉にもなるでしょう。

従ってこの、「一緒に仕事をしたいか」というのは、シンプルかつ分かりやすいもので、判断基準として悪くないと思います。

一方で、そのような人ばかりが集まると、“同質化”を招くという懸念があります。

似たような人ばかりが集まった組織では、多様性が生まれにくくなる。
イノベーションにつながらない、という懸念です。

ただ、大きなイノベーションを追求することだけが、必ずしも「是」とは限りません。
組織の安定化というのも大切なことです。

“同質化という恐れ”を理解していれば、「一緒に仕事をしたいか」という採用基準でもいいのではないかと思います。

2018年6月10日 (日)

昔の5S活動の名残

ある製造業の工場を見学しました。

工場は、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が基本。
その工場でも『5Sの徹底』という標語が、壁に大きく貼られていました。

ただ、残念ながら私の目から見て、5Sが“徹底”されているとは思えません。

不要なものが隅の方に置いてあったり、工具の置場も整頓されていないようでした。

その工場の方に、『5S活動はどのように行っていますか?』と質問すると、『昔は熱心にやっていたが、最近はあまり行っていない』との回答。

確かに、表示物などはたくさんありますが、どれも古びている感じです。
一部は、表示の内容と実際が異なっているところもありました。
以前の5S活動の名残なのでしょう。

5Sは「出来ていないから“ダメ”」というわけではありません。
5Sの目的やねらいをしっかり理解していなければ、“形だけの5S”になってしまい、その活動も一過性のものとなります。

その工場でも、「昔は5Sの意義が理解されていたのかもしれない。しかし今は状況が変わってしまったのかな」、と思った出来事でした。

2018年6月 9日 (土)

10年後の需要予測

ウィスキー人気が続き、一部の銘柄では在庫が少なくなり販売中止となる事態も発生しています。
また、販売が継続される商品でも、価格が上がるなどの事象が現れています。

ほぼ毎日ウィスキーを飲む身としては、少々残念な出来事です。

ウィスキーというのは、長く熟成させればさせるほど美味しくなり、高級酒として売られるようになります。
8年物とか12年物というのが、よく見られる商品。

つまり、今から作り始めたとしても、出来上がるのは約10年後。
10年後は2028年。

2028年の世の中はどうなっているのか。
ちょっと想像しづらい時間軸です。

しかし、ウィスキーを作るには、その10年後の需要予測をしなければなりません。
10年後、ウィスキーの需要は今より上がるのか、下がるのか、横ばいなのか。

昨今、需要予測の世界は、AI(人工知能)の活用といったことも行われていますが、それでも将来のことは“神のみぞ知る”ものです。

数年前にも「焼酎ブーム」があり、芋や麦、米などで作られた焼酎の需要が大きく伸びましたが、今は元に戻ってしまいました。

ウィスキー人気はしばらく続くような気もしますが、ファンとしては人気は少し落ち着いてほしいというのも正直な気持ちです。

2018年6月 8日 (金)

「自分でやった方が早い」というリスク

ある物流センターのセンター長で、非常にスキルの高い人がいます。

現場の詳細をつかみ、的確な作業段取りを組みます。

そして、その物流センターでは顧客からの出荷指示に複雑なものがあります。

顧客別に受注データの処理や出荷方法が異なり、都度その対応を取らなければなりません。
複雑なため、慣れない人では対応することができません。

結果として、その業務をセンター長が自ら行わざるを得なくなっています。
一部、他の人も業務を行うことはできますが、すべてを把握している人はセンター長しかいません。

そのセンター長も、「自分でやった方が早い」という気持ちになっており、他の人に任せることができていません。

やはりこれはリスクです。
そのセンター長がいなければ業務が滞ることになります。

「自分でやった方が早い」という心理は、排除すべきことなのだと思います。

2018年6月 7日 (木)

客観的な助言も役割

中小企業の経営相談で、経営者と話しをすることがあります。

中小企業の経営者というのは、一人ですべて決めなければならないことが多いものです。

課題や将来に向けてどうするか。
一緒に考えてくれる人がいない場合も多いのです。

そういった状況で、「相談したい」と言われ、経営者と話しをします。

経営者には“想い”や“意思”があります。
しかし、それが本当に良いことなのか、アドバイスが欲しいということです。

客観的に見た場合、少し軌道修正をした方が良いのではないかと思えることもあります。
顧客の視点に立ったり、自社の強みをもっと生かしたり、少しやり方を変えた方がよいのではないか。

そのような議論を積み重ね、経営者から「頭が整理できました」と言われると、客観的な助言もコンサルティングの大きな役割だと思えます。

2018年6月 6日 (水)

「この人は信頼できる」の一つの要素

誰かに仕事を依頼するときや、人を紹介する際、信頼できる人にお願いするのが当然です。

どんな人が信頼できるか。
先日、何人かの人と話をしていて、その話題が出ました。

その要素で共通的に出た一つとして、「レスポンスが早い人」というのがあります。

何かの依頼や連絡に対して、すぐに返信をくれる人。
そして、すぐに対応してくれる人。

そういう人は、仕事もきっとしっかりやってくれる。
そのような印象を与えます。

逆に、レスポンスが遅い人は、相手に心配をさせることになり、いつしか信頼が失われます。

素早いレスポンスを心掛ける。
信頼を得るには、その行動が大事なことです。

2018年6月 5日 (火)

紹介料を払う会社

たまに、「当社の代理店になりませんか」といった内容のメールが届きます。

何かのサービスを売るにあたり、顧客を紹介して成約したら、その報酬を支払うというものです。

私は今までそのような契約をしたことはありません。
上記のようなメールが来ても、基本的に無視しています。

しかし、世の中ではそのようなビジネスは当たり前に行われています。

先日、ある企業で物流システムを導入したいという話しがありました。
私の知っているシステム会社に連絡し、その企業にシステムを導入してもらうことになりました。

その際、システム会社から『紹介料をお支払いしましょうか?』と聞かれました。
顧客を紹介したので、紹介料を払ってくれるというのです。

しかし私はそれが目的ではないので、『紹介料は要りません』と断りました。
(いくらもらえるかも知りませんが…)

金銭のやり取りが発生すると、後々トラブルがあったりした場合に厄介です。
(多分、そこまでの責任はないのでしょうが…)

紹介料を払う会社は意外と多いものだと、改めて思った次第です。

2018年6月 4日 (月)

やりたい仕事って…

昨今、就職してもすぐに転職する人が多いという記事を目にすることがあります。

新卒で入社した会社も、1~2年で辞めて次に転職する。
その理由で多いのは、「やりたい仕事ができない」というもの。

世間的にはうらやましがられるような大企業でも、そういった理由で短期に辞めてしまう人が増えているようです。

確かにやりたい仕事ができない場合、働くモチベーションも上がらないし、それよりもやりたい仕事ができる職場に移った方が本人のためになるでしょう。

そして、その「やりたい仕事」がある人は、うらやましくも思えます。

私は、「やりたい仕事」が何なのか、正直分かっていません。

「やりたくない仕事」はありますが、果たして「やりたい仕事」って何だろう。

『その歳で何を言っているのだ』と思われるでしょうが、正直分からない。
恐らく、一生分からないかもしれません。

ただし、「やってて楽しい仕事」はあります。
また、「やって良かった仕事」もあります。

それでいいのではないか、そう思うようにしています。

2018年6月 3日 (日)

仕事をするうえでの判断基準

仕事をしていると、時に何が良くて、何が正しいのかわからなくなることがあります。

ある人にとっては良くても、違う立場の人にとっては悪い事柄になることもあります。

そのような、物事の正解がないときの判断基準は何か。

私が会社に勤めていたときは、以下のような順番を意識していました。

①顧客のためになるか
②会社のためになるか
③自分たちのためになるか

まずは「顧客」のためになるのか、ならないのか。
自分たちが不利になっても、顧客の利になればよいのではないか。

それを第一に考えます。

次に「会社」のためになるか。
自分たちが不利になっても、会社にメリットがあるのならそれを進めるべき。

そして「自分たち」のためになるか。
これが三番目。
しかし、まったく自分たちのためにならないことは、やる必要がないかもしれません。

そんな判断基準を意識していましたが、これも全くの正解とは思っていません。
仕事をしている中では、そんな単純でないこともたくさんあるでしょうから。

2018年6月 2日 (土)

居酒屋2時間制の良し悪し

昨日の金曜日、友人と神田駅近くの居酒屋へ。

金曜日の神田かいわいの居酒屋は、ビジネスマンでどこも一杯。

ちょうど入れたのはチェーン店の居酒屋。
金曜日なので2時間制とのこと。

2時間が経った頃、『ラストオーダーです』と言われ、最後の飲み物を注文しました。

その後、しばらく話し込んでいたら、周囲の席がほとんど空席に。
みんな2時間経ち、店から出たようです。

そして、店員から『何か飲み物をお持ちしますか?』と聞かれました。

『さっきラストオーダーを頼んだので、お会計も終わっている』と答えると、その店員は『席が空いているので大丈夫です』とのこと。

2時間制にして、2回転する店であればよいのですが、その店ではその後(21時以降)の客足はずっと少なくなるようです。

従って、2時間制にすると、客単価(売上)が下がることになります。
(無理やり追い出されるので)

2時間で追い出すことで、客数を増加させられればいいのですが、昨日の場合は客数は上がらず、客単価が下がるという現象になったのではないかと思われます。

そこで、我々はその後、客単価を450円ほど(アルコール各1杯分)上げるべく追加の注文をしました(笑)。

2018年6月 1日 (金)

仕事の経験がその人のイメージ

先日、ある組織の懇親会に参加しました。

懇親会に参加しているのは、50代以上が大半で、お互いに初めて会う人が多く、あまり親しい人はいません。

そのため、話しをするときは、最初に自己紹介をします。

自己紹介のメインとなるのは、どのようなキャリアがあるのか。

どの企業に何年勤め、そこでどんな仕事をしてきたか。

家電メーカーで商品開発をしていた。
プラントメーカーで、プラントの設計をしていた。
小売店で店長やバイヤーをしていた。

そのようなキャリアを紹介し合います。

そして、ある人が『仕事の経験がその人のイメージになりますね』と言っていました。

開発の経験が長い人は「開発や企画ができる人」。
設計をしてきた人は「設計やプロジェクトマネジメントができる人」。
バイヤーをしていた人は「プロモーションの企画や商品開発ができる人」。

そういったイメージになる。
確かにそれはあります。

どちらかというと、「個人名」よりも「○○会社で○○をしてきた人」という印象の方が強く残るというわけです。

仕事の経験がその人をイメージづけるというのは、確かだと思います。

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