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2018年7月

2018年7月31日 (火)

社長がやらなければ回らない

中小企業の社長は、いろいろなことをやらなければなりません。

営業はもちろん、経理や総務的な仕事をしなければ、会社が回らないことがあります。

場合によっては、請求書の発行や代金の回収も、社長以外にやる人がいない会社があります。

そういった仕事は、本来社長がやる仕事ではない。
社員に任せて、社長がやるべき仕事をすべき。
それが“一般論”です。

しかし、それには社員を新たに雇わなければなりません。

その分の人件費が増えると、利益が減ってしまう。
人を雇う余裕はない。

そういった会社も少なくありません。

社員を新たに雇う余裕ができるまで(そこまでの売上や利益が増えるまで)、社長が細かいことまでやらなければならない。
中小企業ではそれが普通、当たり前だともいえます。

2018年7月30日 (月)

在庫のサービス率とは

顧客から注文が来た商品を、物流センターの在庫から出荷する。

その際、在庫が必ずしも有るとは限りません。
在庫がなく“欠品”になることがあります。

そういった、在庫から注文通り出荷できたのかを測る指標があります。
それが「サービス率」です。

「サービス率」は、以下の式で表されます。

サービス率=通常のリードタイムでの出荷数量(もしくは金額)÷受注数量(もしくは金額)

100個注文が来て、90個出荷できた場合、サービス率は90%となります。

また、「サービス率」は「欠品率」の裏返しです。

サービス率=1-欠品率

上記の例でいうと、サービス率が90%であれば、欠品率は10%ということになります。

そのように、在庫管理の指標として、「サービス率(もしくは欠品率)」を評価することがあります。

2018年7月29日 (日)

人件費削減による業績改善

以前経営の相談を受けた小売店の経営者から電話がありました。

『前より業績が良くなりました』と。

その小売店は赤字続きで、黒字化は容易ではない状況でした。
店は1つだけで、建物も老朽化しています。
ただ、不動産を所有しており、不動産業の収入もあるため、すぐに致命的な危機にあるというわけではありませんでした。

売場を変えたり、品揃えを変えたりして、若干ですが売上が向上したことは事実です。
それでも赤字の解消には、ほど遠い。

電話の内容では、業績改善に向けて『従業員の給与を減らした』とのこと。
経営者の親族が店を手伝っており、その人の給与を減らしたそうです。

べらぼうに高い給料をもらっている人がいるなら別ですが、世間水準の(もしくはそれより低い)給料を減らすことで業績が改善したとしても、それは本当の意味での回復とは言えません。

1店舗しかない赤字続きの店を儲かる店にすることは、簡単な話しではありません。

2018年7月28日 (土)

加工肉の技術

先日、洋食レストランで食事をしました。

頼んだのはステーキ。
メニューには200グラムで1,580円(税込)との表示。

輸入牛とはいえ、ステーキにしては安い価格です。

そして出てきたステーキは、“予想通り”結着剤で成形した加工肉。
明らかに結着したことが分かる形状でした(笑)。

しかし、この結着剤が妙に硬い。
ナイフでなかなか切れない。
まるで“筋”のようです。

このわざと硬くしているのも、加工の技術なのかと、ある意味で感心しました。

加工していない、純粋な肉のステーキならば、もっともっと高い値段がつくことでしょう。

それが安い値段で食べられる加工の技術というのは、消費者にとって良いことなのか、それとも騙されているのか。
ビールを飲んでいたら、「どっちでも良い」という気にもなりましたが……。

2018年7月27日 (金)

一見きれいな在庫管理

物自体が、小さな商品があります。

医療用器具(メスやカンシなど)や宝飾品といったもの。

以前、それらを販売している企業の在庫管理について調査したことがあります。

いずれも在庫置場は商品を入れた棚がきれいに並んでいました。
棚の中も、商品の置き方はきれいです。

見た目には、「きれいな在庫管理」がされています。

ところが、中身を詳しく見てみると、不動在庫や過剰在庫が非常に多い!
売れる見込みのない商品がたくさん残っていたのです。

小さな商品は、置くスペースが少なくて済みます。
そのため、不動在庫を置いていても、棚の中にしまってしまえば、それ自体、目立ちません。

また、それらの物の保管に掛かるコストは、ごく少額です。

従って、「そのまま置いておいても大丈夫」という気になりがちです。

しかし、売れる見込みのない商品をいつまでも置いていても仕方ありません。

要らない在庫は整理(=廃棄・処分)する。
その原則は維持しなければなりません。

2018年7月26日 (木)

景気の良いときを知らなくてよかった

40代の経営者で、『景気の良いときを知らなくてよかった』と語る人がいます。

バブル景気を知らず、その後起業。
景気のよくない時代を生き抜き、今に至る。

そのため、「景気が良くないのが当たり前」という感覚で、経営を行っているというのです。
経営を景気のせいにしない、と。

バブル期に好業績だった企業で、今は業績が悪化している経営者の中には、未だに『昔は売上や利益が多かったのに』といったことを語る人がいます。

そんな発言を今したところで、意味はありません。

『景気が良いときを知らなくて良かった』と語っている経営者は、浮かれずに堅実な経営をしているのでしょう。

2018年7月25日 (水)

コミュニケーションにはまず笑顔

仕事柄、いろいろな企業の方と話しをすることがあります。

経営者、役員陣、現場のマネジャー、担当者、若手社員など。
同じ会社の中でも、さまざまな立場の方とお話しをします。

その際、コミュニケーションが取りやすい方は、まず笑顔が出ている人です。

お話しをしている中で、笑顔が出る。
ちょっとした会話の中で、笑顔を交えて意見交換する。

そういった人とは、コミュニケーションが取りやすくなります。

やはり、コミュニケーションには笑顔が大事。
これはとりもなおさず、まず自分が笑顔を出すことが大切だということです。

自分が笑顔を出さず、相手に笑顔を求めるのは筋違い。
自分から笑顔を出せば、相手も笑顔が出しやすくなるはず。

コミュニケーションで悩んでいる方は、意識して笑顔を出してみるとよいかもしれません。

2018年7月24日 (火)

1か月前の議論は忘れている

経営改善に関するテーマで、月に1回会議が開催されることがあります。
会議が月に1回という頻度で開かれているのは、結構多いのではないでしょうか。

その会議の場では、いろいろな課題が出されます。
それに対し議論をして、取り組むべきことが打ち出されます。

そして翌月の会議。

『前回議論したことを忘れている?!』

そのようなことがよくあります。

また同じようなことを議論している。
ときどきそんな思いを抱くことが…。

これは、1か月前のことなど、忘れてしまっているからなのでしょう。

人の記憶というのは、短期記憶と長期記憶があると言われていますが、会議での話題というのはどちらかというと、“短期記憶”。

短期記憶においては、1か月前に何をしたのかなど、覚えていないのが正直なところ。

しかし、貴重な時間を使う会議では、やはりこれは良いことではありません。

会議の議題は明確に。
同じ議論を繰り返さない。

そのように心掛けたいものです。

2018年7月23日 (月)

欠品のデータは存在しない

昨日、トイレの便座カバーを買い替えようと思い、それらを売っている小売店へ。

便座カバーについては、まず近くの100円ショップへ。

しかし、私が欲しかった形状のものは品揃えしておらず。

そこで、少し離れた別の100円ショップに。
残念ながら、そこも同様に品揃えなし。

仕方なく、さらに近くにある3店舗目の100円ショップへ。
しかしそこでも品切れ。

ならばと、廉価を謳っている日用品・家具販売のチェーン店へ。
ところがそこも、私がほしい形状のものは品切れ。

猛暑の中、各店舗間を歩き回り、体力と気力が消耗しました(笑)。

そのまま帰るのも惜しいので、以前から買い替えようと思いつつ、なかなか機会がなかった布団カバーを、その日用品・家具販売チェーンで探してみました。
それも、見事に私が欲しかったサイズの物は欠品(苦笑)。

仕方なく、何も買わず家に戻りました。

欠品で欲しいものが買えないというのは、やはり残念です。

しかし、その「欠品して機会ロスになった」というデータは店には存在しません。
売れたものはPOS(Point of Sales)システムで分かりますが、欠品のデータというのは、記録に残りません。

小売店経営において、この欠品による機会ロスがあるのか、あるとすればどれだけの金額が想定されるのか。
これがつかめれば、売上の改善が図れる可能性があります。

欠品というは、ゼロにはできません。
メーカーの生産上の都合や需給バランスにより、仕入ができないことがあるためです。

客が何も買わずに店から出ていった。
それはもしかしたら、欠品による機会ロスかもしれません。

2018年7月22日 (日)

CDの作り手の想い

音楽のCDは買わない。
聞きたい音楽はダウンロードで済ます。

私の周りの人の多くは、音楽をそのように聞いています。

私は今でもCDを購入しています。
年に4~5枚くらい。

好きなアーティストがCDを出せば、買う習慣がついています。

CDのアルバムに入っている曲は、8~12曲程度。

それら楽曲の、作曲、作詞、編曲。
誰がどのように曲を作っているのか。
それも興味深いものです。

それらには、作り手の想いが込められている。
1曲目から最後の曲まで、そう思いながらCDを聞いています。

しかし、今「CDが売れない」時代。
CDを作成する費用を回収するのが大変だと、あるアーティストが言っていました。

それでもできるだけ作り手の想いを込めたCDを、作り続けてほしいと思っています。

2018年7月21日 (土)

常に改善を考える

ある卸売業で、商品の出荷作業を効率化したという話を聞きました。

注文があった商品をピッキングし、検品して出荷するという作業。

従来、動線も長く、似たような商品のピッキングミスも発生していたとのこと。
在庫管理システムなどは入っておらず、すべて人手で作業を行っています。

しかし、今までは「ピッキングミスが起こってもしょうがない」、「動線はこれが当たり前」と思っていた、否、『改善しようと思ったことがなかった』そうです。

前からこのやり方、それが当たり前だという思いで、作業をしていた。
しかし、ある人から「改善しよう」という意見が出て、作業のやり方を見直すことに。

作業場のレイアウトや表示物を見直し、作業しやすい環境にしました。

すると、生産性が向上し、作業時間が1割以上短縮できたとのこと。

「改善しよう」と思うことで、大きな効果に結びついたのです。

やはり、今のやり方を最善だと思わず、常に改善を考える。
このことが大切だと、その会社の人は語っていました。

2018年7月20日 (金)

縦割り組織の遠慮

会社には組織というのがあります。

「○○部」、「△△部」、「□□部」といったように、業務の担当が分かれています。

なぜ組織があるかというと、業務を効率的に進めるためです。
仕事を専門的に進め、責任を持って遂行する。

それが組織を分ける理由です。

一方で、組織が分かれていることにより、他部署に遠慮してしまうことがあります。

本当は違う対応をしてほしいのに、表立って言わない。
「余計なことを言うな」と言われたくないため、黙っている。

そのような遠慮です。

それは縦割り組織の弊害と言えます。

他部署に対しても言うべきことは言う。
遠慮せず率直に意見交換する。

トップはそういった組織風土を作る責任があります。

2018年7月19日 (木)

路線バス運転手の不足

国土交通省の職員の人と話をしていて、昨今のドライバー不足の話題になりました。

その人は、『トラックドライバー不足も問題だが、路線バスの運転手不足も深刻だ。
トラック以上にバスの方が問題かもしれない』と言っていました。

確かに運転手がいなければ、バスを走らせることはできません。
(当たり前ですが)

路線バスは時刻が決まっており、勝手に運休するわけにはいきません。

しかし、バスが走れなくなる事態が差し迫っているとのこと。

路線バスの運転手になるには、大型2種免許を持っていなければなりません。
その免許を持っている人は限られ、しかも職種として人が集まりにくい状況となっています。

特に地方の路線では採算性が悪く、運転手の賃金を上げることは容易ではありません。

運転手不足による運休というのが、起きないとは限らない。
そういう話がありました。

2018年7月18日 (水)

下請けへの押し付け

トラック運送業界向けの専門紙に川柳が載っていました。

読者からの投稿で、
「下請けに  すべて押し付け  残業ゼロ」

字余りはともかく、投稿者の嘆きが聞こえてきます。

実際そのようなことがあったのかは、推し量るしかありませんが、そういったことが起こってもおかしくはありません。

昨今は、「とにかく残業を減らせ」という掛け声が叫ばれていると、いろいろなところで見聞きします。

それが自助努力ではなく、単に他(下請け)に仕事を移管しただけで目的が達成されるのか。
特に運送業界は、多重下請け構造によって成り立っているところがあります。

長時間労働を避けるために、下請けに仕事を丸投げするだけ。
それでは働き方の“改革”とは言えないでしょう。

2018年7月17日 (火)

上意下達の組織の風土

大きな組織で、上下関係が比較的明確な会社は、上意下達の風土になりやすくなります。

上からの指示に基づいて物事が動いていく。
これ自体は至極当然です。

下が好き勝手に動いていては、統制が取れません。

ただ、そういった組織の人は、指示待ちになりがちです。

自分から動くよりも、上からの指示に従って動く。
その風土が染み付くことになります。

リスクを冒すことを避ける。
そういった発想にもなりかねません。

上意下達の風土は、メリットもあればデメリットもあります。
もしデメリットが大きければ、風土を変える必要があります。

2018年7月16日 (月)

書類の回覧は廃止しよう

部署内で、書類を回覧しているところがあります。

いろいろと、情報が書かれた書類を各自に回覧し、見たら次の人に渡していくやり方。
見たらサイン(押印)をして、次の人に回します。

その回覧のやり方だと、最後の人に回るまで多くの日数が掛かります。
不在などである人のところで止まると、次の人に回るまで時間のロスが生じます。
また、人数が多いと、その分回るのが遅くなります。

職場によっては、そういった回覧が週に数通回ることも。

私は「回覧反対派」です。
なぜ回覧をする必要があるのか、疑問に思っています。

そのような書類があったのならば、それを壁に貼っておけば済む話です。
壁に掲示板を作り、書類を貼っておく。
見た人はそこにサインする。
それで済みます。

そうすれば、自分の都合に合わせて見ることができ、回すための時間のロスもありません。

回覧という制度は、止めるべきだと思っています。

2018年7月15日 (日)

金融機関の手数料値上げ

金融機関で、お金を下ろしたり、振込をしたりする際の手数料が上がっています。

ATMでお金を下ろす際に、手数料無料だったのが有料になったり、「○回まで振込の手数料は無料」だったものの回数が減らされたり。
直接的に1回当りの料金が上がるところもあります。

その理由は、低金利が続き、金融機関の収益性が悪化しているためです。

少しでも収益を上げるため、取りやすいところから取る。
手数料値上げには、そのような動機を感じます。

しかし、今までと手数(てかず)は変わっていない。
てかずが変わっていないのに手数料(てすうりょう)が高くなる。
何となく腑に落ちないものがあります。

運営のコストが上がったとか、サービスを向上するための費用として値上げするのであれば理解できますが…。

低金利状態が続くと、これからもそのような動きが増えてくるかもしれません。

2018年7月14日 (土)

関係ないメールを処理する時間

仕事上、メールのやり取りは欠かせません。

会社によっては、顧客とのやり取りや、社員同士でも膨大な数のメールが送受信されています。
人によっては、1日に100通くらいのメールが届いていることも。

それら膨大な数のメールの中で、実はあまり自分には関係ない、というよりもまったく関係ないメールが届くこともあります。
特にCCメールの中に。

その、まったく関係ないメールを処理するコストはいくらでしょうか。

届いたメールのタイトルを見る…1秒
タイトルをクリックしてざっと目を通す…13秒
要らないと思って削除処理をする…1秒

合計15秒掛かります(笑)

15秒はコスト換算したらいくらか?

時給900円(一般的なパート社員)の人であれば、3.75円。(900円÷3600秒×15秒)
時給2,500円(一般的な正社員)の人であれば10.4円。

まったくもって関係ないメールを処理するのに、それだけのコストが掛かっています。

CCメールが決して悪いわけではありません。
ただ、本当にCCで流す必要があるのか。
それを見極めて、できるだけ関係のないメールのやり取りは止めるようにしましょう。

2018年7月13日 (金)

西友売却の驚き

ウォルマートが、西友を売却するというニュースが流れました。

ウォルマートが西友に資本参加したのが2002年。
それから16年。

日本にウォルマート流のEDLP(エブリデーロープライス)を根付かせようとした企業が、どこか別のところに売却されることになります。

ウォルマートの直近の動きでは、イギリス子会社のアズダを売却。
アズダも業績は良くなかったとのこと。

アズダ売却に対し、「西友はどうなるのかね。西友も売却されちゃうかもね」といった、噂話レベルの想像はしていましたが、それが現実になり少し驚いています。

このことにより、『結局日本にEDLPは根付かなかった』という論調が、これからたくさん出てくるでしょう。
確かに日本の消費者は、スーパーのチラシを熱心に見て、安い商品を探して買うのが日常の姿です。
「日替り特売」のような、期間限定の特価品を好んで買う消費者も少なくありません。

いつ行っても同じ値段で安く売る。
EDLPの考え方自体は、私は理解できます。

特売のための売場づくりをしなくてよいし、日々の売れ数のバラツキが少なくなり、従業員の作業負荷も減らすことができます。
物流面でも、物量の平準化ができるというメリットがあります。

しかし、それが消費者に受け入れられ、利益を確保できるかどうかは、また別の話し。

業界誌によると、西友の2017年12月期の業績は純利益がゼロだということが書かれています。
その前の期は24億円の赤字だったとも。

どこの企業が西友を買収するのかは分かりませんが、EDLPが継続されるのか、その戦略が見直されるのか。

しばらくは興味深く見ていくことになりそうです。

2018年7月12日 (木)

トラックドライバーは何時間まで働けるのか

トラックの安全運行のため、ドライバーが働ける時間には制約があります。

細かい規定はありますが、基本的な時間の制約は以下の通りです。

<拘束時間(休憩を含む労働時間)>
原則  1日 13時間
最大  1日 16時間(15時間超えは1週に2回以内)

月間では 1か月 293時間

上記が基本的な時間の制約です。

1か月293時間を22日で割ると、1日当り13.3時間が上限ということになります。


今、運送会社各社はこの時間を守るための取り組みを進めています。
しかし、現状ではこれら時間を守れていないところもたくさんあります。

これは、運送会社だけの責任ではなく、荷主の要望に応えるためにやむを得ず超過しているのが大半です。

ただ、運送業界に限らず労働時間の法的規制はますます強化されていきます。

長距離の輸送おいては、労働時間の規制を守るために、届けるまでのリードタイムが長くなることが増える可能性があります。

2018年7月11日 (水)

正常か異常かが分かるか

トヨタ生産方式の改善でよく言われることは、「正常なのか、異常なのかを分かるようにしろ」ということ。

果たして“今”の状態が、正常なのか異常なのかが分かるか。

たとえば現場作業で、今現在の進捗は、計画通りなのか、遅れているのか。
それを誰の目にも分かるようにすることが必要だということです。

そして、もし異常(遅れ)があったのならば、その対応をすぐに取れるようにするのが現場のマネジメントであるということになります。

現場作業に限らず、経営の状態として、(今現在が)正常なのか、異常なのか。
それが分かるでしょうか?

仮に急激な変化が起これば、「異常だ!」と、すぐに気づくことはできるでしょう。

しかし、変化は徐々に徐々に起こっており、異常だと気づくことなく、少しずつ悪さに蝕まれるような状況に陥っていることも、もしかしたらあるかもしれません。

そのようなことを防ぐためにも、正常なのか異常なのかを適確につかむことが必要ということになります。

その具体的な手法としてはKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)管理や、コックピット経営といったものがあります。

徐々に悪くなっていることに気づかず、気づいたときには手遅れ(=取り戻すことは容易でない)。
それを避けるためにも、正常、異常を分かる状態にしておくことが求められるのです。

2018年7月10日 (火)

物流拠点の分散化の動き

大きな災害などが発生し、出荷拠点となる物流センターが機能しなくなることがあります。

出荷できなくなると、顧客にとって必要な商品が届けられなくなり、また自社の業績にも大きな影響を与えます。

そこで、物流拠点を分散化させる動きがあります。

複数の拠点を設けていれば、どこか一カ所が出荷不能となっても、他の物流センターから出荷することが可能となり、影響を小さくすることができます。

物流拠点が分散化されれば、顧客まで届ける配送コストは安くなります。
一カ所から全国に出荷するよりも、複数個所から届けることで、配送距離が短くなるからです。

一方、保管や運営に掛かるコストは、拠点が増えれば増えるほど高くなっていきます。

もし配送コストとセンターの運営コストを足したトータルコストが高くなったとしても、リスク管理の観点から拠点を複数に増やす。
そういった企業が増えています。

2018年7月 9日 (月)

今のビジネスモデルはいつまで通用するか

企業が提供しているビジネス。

製造業、流通業、サービス業、それぞれ。
100社あれば100通りのビジネスモデルがあります。

さて、今のそのビジネスモデルはいつまで通用するのか。
それを考えておく必要があります。

5年後。
10年後。
15年後。
20年後。
30年後。

果たしてどこまで通用するのか。

日本能率協会が調査した結果(「日本企業の経営課題2017」)によると、今後5年に自社のビジネスモデルが通用するか、「懸念がある」とした割合は53.4%とのこと。
「大きく異なる形態に転換する必要がある」とする割合は19.3%。

さらに10年後では「懸念がある」とする割合は35.6%。
「大きく異なる形態に転換する必要がある」の割合は45.7%と、ビジネスモデル転換の必要性を感じている企業が約半数に上っています。

ビジネスモデルの転換というのは、すぐにできるものではありません。

今のビジネスモデルを転換する必要があると感じているのであれば、その準備を進めなければなりません。

2018年7月 8日 (日)

仕事に追われているときは…

今、仕事に追われています。

いろいろなことを、次から次へ処理していかなければならない。
そのような状況に陥っています。

決して良いことではありません。

ではどうすればよいのか?

①仕事を減らす
②仕事以外のことを減らす

二つの選択肢があります。

メインとなるのは②しかありません。

仕事を減らすことは、簡単にはできません。
生活の問題もあるので(苦笑)。

とは言っても、②も容易ではありません。
仕事しかない人生というのも、つまらないものです。

そんなことを考えている暇があったら、仕事を進めろ。
もう一人の自分がつぶやいています。

2018年7月 7日 (土)

業界向け専門紙を読む

特定の業界向けに発行されている新聞があります。

化粧品・日用品業界向けの「石鹸新報」。
食品業界向けの「日本食糧新聞」。
繊維・アパレル業界向けの「繊研新聞」。
運輸・物流業界向けの「物流ウィークリー」。
などなど。
他にも数えきれないくらい、多くの業界紙があります。

それらはその業界の企業の取り組みや、関係する政策などについて詳しい情報が載っています。
経営者や経営幹部は自社の業界についての動向を知るために、それらの新聞に目を通すことをお勧めします。

それらを読み続けていると、業界のトレンドや取り組み事例がわかり、参考になる部分は多いと思います。

新聞というのは、やはり貴重な情報源です。

2018年7月 6日 (金)

嫌な顧客とは付き合わない

会社によっては、「嫌な顧客とは付き合わなくてよい」という指針を出しているところがあります。

顧客の中には、理不尽な要求をしてきたり、常軌を逸した不快な態度で接してくることがあります。

そんな顧客は相手にしない。
そういった方針を出している会社は、良い会社だと思います。

それにより売上は下がるかもしれません。
会社の業績に影響が出ることもあるでしょう。

それでもそんな会社とは付き合わない。
その矜持が素晴らしいと思います。

嫌な顧客と付き合わなければならいとなると、社員のストレスは膨大なものになります。
お金では換算できない大きな損失につながります。

だから「嫌な顧客とは付き合わなくてよい。」
この方針を多く会社で出してくれたら、多くの人にメリットが生まれるのではないでしょうか。

私も嫌な顧客、面倒くさい組織とは関りを断つようにしていこうと思っています。

2018年7月 5日 (木)

顔を突き合わせることの重要性

仕事では「打ち合わせ」が頻繁に行われます。

常に打ち合わせをしている、という状態の人も少なくないでしょう。

なぜ打ち合わせが必要なのか?
それは、話し合いをしなければならないためです。

しかも、顔を突き合わせて話し合いをする。
それにより、意思が伝わり、物事が決まりやすくなります。

また、顔色を見ていれば、納得しているのかしていないのか、何か不満があるのか満足しているのかといった、微妙なニュアンスも伝わってきます。

やはり顔を突き合わせて話しをすることは大事。

打ち合わせに多くの時間が取られていても、そう思うようにしています。

2018年7月 4日 (水)

トップ不在でも業務が回るか

中小企業経営者の経営スタイルにもいろいろあります。

経営者が常に会社に居て指示を出すタイプと、ほとんど会社に居ないタイプの、異なる経営スタイルがあります。

未だ会社の規模が小さく、さまざまな変化が常に起こるような企業では、経営者が細かく物事を見ておく必要があります。
そのような場合は、トップ自ら指示を出すことは大事なことです。

一方、事業内容に大きな変化はなく、経営者が居なくとも業務が回るような企業では、トップ自ら細かい指示を出す必要性は薄れます。
このような場合は、あえてトップは指示を出さす、従業員が主体的に動ける体制にしておくことがよいでしょう。

「社長に何かあると、うちの会社はどうなるのか?」といった不安を持っている社長自身や、従業員がいる会社も少なくありません。

出来るだけトップ不在でも業務が回る状態を目指すことが望ましいと思います。

2018年7月 3日 (火)

物が届いて当たり前、届かなければ怒られる

企業の物流担当者や、物流事業者というのは顧客(届先)から褒められるということが、あまりありません。

物は届いて当たり前。
…だからです。

しかし、何かのトラブルが発生し、いつも通りに物が届けられなくなると、大変なクレームを受けることになります。

顧客(届先)から罵声を浴びせられることも、決して少なくはありません。

物を確実に届ける。
これが物流担当者や物流事業者の使命です。

従って、ちゃんと物が届けられないことは、その使命を果たせていないことになります。
そのことは否定しません。

ただし、100%に近い物流担当者や物流事業は、「確実に物を届けること」に、毎日大変な労力を注いでいます。

褒められることは少ないかもしれませんが、確実に物を届けるために、どれだけの人が努力をしているのか。
時に思いをはせてほしいと思っています。

2018年7月 2日 (月)

交通機関のリスク

台風シーズンがやってきて、暴風雨による交通機関への影響が出ています。

かくいう私も、今日、九州へ移動しなければならないのに、飛行機が「飛ぶかどうか分かりません」というメールが航空会社から届きました(苦笑)

先日は、大阪で大きな地震が発生し、東海道新幹線がストップしました。

その日私は、静岡へ行く予定でしたが、移動ができず。
打ち合わせをすることになっていたのですが、先方に日程を変更していただき、その日の移動はあきらめました。

天候や災害の影響で交通機関がストップする。
移動の際は、このリスクが伴います。

たとえ近距離であったとしても、大事な用事に遅れたり、用件がキャンセルになったりすることは意外に多くあります。
その場合、当然相手に迷惑をかけることに。

企業のレベルであれば、BCP(Business Continuity Plan(事業継続計画))が大事ですが、個人でも同様の考え方を持っておかなければならないということです。

今回は、何としても九州の目的地まで、本日中にたどり着かなければなりません。
リスク回避の代替案を考えなければ…。

2018年7月 1日 (日)

褒めて伸ばす

『私って、褒められて伸びるタイプなの。』

半ば冗談としても、よく聞くセリフです。

人は、確かに褒められると嬉しい。
仕事においても、褒められると良い気分で取り組むことができます。

従って、上司はどんどん褒めましょう(笑)

もちろん、褒めてばかりで“叱る”ことができない上司は困りますが、まったく褒めない上司というのは、部下からするとあまりモチベーションが上がらないものです。

中には「褒めるのは照れ臭い」という人もいますが、褒めるのも(上司の)仕事のうちだと思って、部下の能力を伸ばしていくようにしましょう。

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