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2019年8月

2019年8月18日 (日)

時間をお金で買うか

今月の月刊ハーバード・ビジネス・レビューの特集は、「時間と幸福のマネジメント ~なぜ働きすぎてしまうのか~」。

働くことに費やす時間と、幸福感の関係について、複数の観点で論じられています。

働き過ぎはいけない。
働き過ぎると、幸福感が減る。

多くの人が、その関係を認識していると思います。

では、会社以外の働きではどうでしょうか。
会社以外の働きとは、たとえば家事や買い物といったもの。

世の中には“時短”をキーワードにした商品があふれています。

お掃除ロボットや、調理が簡単な食材キット、家事代行サービスなど。

もし会社以外の仕事の時間を短くできるとすれば、そのためにお金を払えるか?

誌面の中のいくつかの論文では、「お金よりも時間」が大切だと説かれています。
決して富裕層でなくとも、時間を有意義に使える方が、幸福感が高まると。

時間を犠牲にしてまでケチらない。
これが大切なようです。

2019年8月17日 (土)

自動発注ができないときの発注ミス事件

先日、とあるスーパーに調査に行ったときのこと。

食品売場のバックヤードに、大量の卵のパックが置かれていました。

さらに、売場にも大量の卵が陳列されています。
そして、「1パック(10個入り)58円」というPOPが。

卵1パック58円というのは、破格値です。
通常の特売でも、せいぜい100円。

売場にいる人たちは、『あら安いわね』と、次々にパックを手に取っています。

なぜそんな値段なのか、店長に聞いてみると、
『発注ミスで大量に入荷してしまったのです。
賞味期限も近いため、通常の特売の価格よりも安くしています』とのこと。

POPをよく見てみると、『賞味期限が近いため』という文言も入っています。

そのスーパーでは、自動発注システムが導入されています。
通常の定番商品は、発注数量が自動で計算され、その数量が入荷されます。

しかし、チラシ掲載の特売などは、自動発注のシステムは対応していないため、発注数量を担当者が決めています。
今回は、その際に発注数量を(多めに)間違えてしまったとのこと。

お客は結構喜んでいました。
店の店長や担当者は、内心泣いているでしょうが。

しかし、人間はミスを犯すもの。
あまりそれを責めることはできません。

2019年8月16日 (金)

会社のレクリエーション活動を奨励する?

社内のコミュニケーションを活性化するために、仕事以外で触れ合う機会を増やそう、と言っている人がいます。

たとえば、会社が主催するレクリエーション活動。

バーベキュー大会や、社員旅行。
フットサルや野球など、社内で結成するサークル活動もその一つ。
身近なところでは、暑気払いや忘年会といった飲み会もあるでしょう。

そのような、オフィシャルな場ではないところで、社員同士がコミュニケーションを取る。
それによって、社内の活性化につながるという意見があります。

一方、仕事は仕事として割り切り、会社に対しそれ以上のことを求めないという人もいます。
わざわざ会社が終わった後や休みの日まで、会社の人と一緒にいたくないという人たち。

会社でレクリエーション活動を行った方がいいのか、やらなくてもいいのか?

それは個々で判断すべきことですが、無いよりはあった方がいい、と思っています。
ただし、無理強いしない程度に……。

2019年8月15日 (木)

似顔絵の名刺をもらって

たくさんの人と名刺交換をすることがあります。
名刺交換をする場は、大抵初対面のとき。

その中で、似顔絵が書かれた名刺をもらうことがあります。
本人の似顔絵。

しかし、しばらくしてその名刺を見返したとき、似顔絵を見ても「果て、どんなお顔だったか…」と思い出せないことが。
多くの似顔絵は、多少デフォルメして描かれているので、本人のリアルな顔のイラストではないのです。
その結果、顔が思い出せない…。

一回会っただけの人の顔を、時間が経って思い出すのは容易ではありません。

似顔絵の名刺から、何度かそんな経験があります。

2019年8月14日 (水)

物流センターを見たことがない

先日、社会人向けに、物流に関する知識を伝える講義を行いました。

物流の機能や業界動向、在庫管理の考え方といった、物流に関する基礎的な内容の講義です。
さらに、物流センターの仕組みについても話をしました。

TCとDCの違い、センターの中で行われている作業、マテハンなどについても解説。

その中で、「今まで物流センターの中を見たことがありますか?」と聞いてみました。

すると、見たことがないという人が約8割。
大半の人が、今まで物流センターの中に入ったことがないということです。

昔アルバイトをしていたとか、今の仕事の中でセンターに行くことがある、という人以外は、馴染みがない場所だということ。

物流センターを見てみないと、物流の仕組みが理解しづらいことは間違いありません。
どんな仕組みで、モノが入ってきて、そこから出荷され、顧客まで届けられているのか。
それが実感できないと思います。

昨今の、ネット通販が拡大されている世の中においても、『物流コストはタダ』だと勘違いしている人がいるようです。

物流センターを見る機会を増やすことも、世間に物流の実情を知ってもらううえで、大事なことだと感じます。

2019年8月13日 (火)

「日本」の読み方

人は、名前を間違えられると、いい気分になりません。

そのため、名前を呼ぶ際は、間違えないように気を遣う必要があります。

社名も同様。
会社の名前を間違えて呼ぶと、失礼になります。

そこで悩ましいのは、「日本」がつく社名。

「日本〇〇株式会社」といった社名。

この場合、「ニッポン」なのか「ニホン」なのか、会社によって読み方が異なります。

会社だけでなく、社団法人などの団体も、「日本」が入っているところが山ほどあります。

これらを訪問する際は、「ニッポン」か「ニホン」かを、予め調べておかなければなりません。

ちなみに、地名の「日本橋」は、「ニホンバシ」は東京、「ニッポンバシ」は大阪にあります。
ややこしい(苦笑)。

2019年8月12日 (月)

年中無休の減少

今、お盆休みの時期。

街中の商店でも「お休み」の貼り紙が目立ちます。

数年前までは、年中無休、365日営業が当たり前、休みを少なくすることが売上増加につながる、という風潮がありました。
しかし、最近は年に何回かの定休日を取るところが増えています。

この理由は、「人手不足」、「働き方改革」、「労働環境改善」というキーワードに集約されるでしょう。

“売上”よりも“人”が大事。

そもそも、人が集まらなければ、営業はできない。
人の確保が、売上を決めるといってもいい状況です。

「年中無休」を謳う店の数は、恐らくこの先も減っていくことでしょう。

2019年8月11日 (日)

上着を着る文化

気温が30℃を超える日が続くと、体力的にもつらい状況になります。

今は、夏場の仕事においてはクールビズが主流となり、男性ではノーネクタイ、半袖シャツが当たり前です。

その中で、クールビズスタイルではあるものの、上着を着る文化のところがあります。
スーツの上着やジャケットの着用。

接客の際や顧客を訪問するときは、上着を着る。
そのスタイルが定着している企業があります。
割と金融機関などに、多いかもしれません。

上着を着用している社員の人たちを見ていると、服装についても“企業文化”というものがあるのだと、改めて思わされます。

2019年8月10日 (土)

休みを取った方が生産性は上がるが…

今の時期は、夏季休暇を取る企業がたくさんあります。

有給休暇の取得も義務付けられ、休みを取らなければいけない世の中の環境になっています。

休みを取らず仕事をし続けると、体も心も疲労します。

休みを取った方が、生産性は上がる。
多くの研究者が、そのようなことを言っています。

恐らくそれは、間違いないことでしょう。

一方で、休みは取りたいが取れない、という人もいます。
人が足りなかったり、代わりの人がいなかったり。

その人は生産性が落ちているのか。

あまり変わらず、ずっと同じ感じで仕事をしている人もたくさんいます。

休みを取った方が生産性は上がるのでしょうが、休みを取らなくても生産性は落ちない。
そう思える人もいます。

2019年8月 9日 (金)

「夏枯れ」という言い訳

この時期、「夏枯れなんで…」という言い回しを聞くことがあります。

仕事でうまくいかないことや、成績が悪いときに使われる言い回し。
大半は、半分冗談で言っているものですが。

夏枯れとは、
・植物が暑さのために生気を失うこと
・転じて、客足が減り景気が悪くなること

確かに、猛暑のこの時期は、人も正気を失いがちになります。

やる気が出ない、業績が悪い、仕事がうまく進まない。
そんなときの言い訳として、「夏枯れなんで」という言葉は、意外と便利に使えそうです(笑)。

2019年8月 8日 (木)

理想の人はどこかにいるか

ある物流企業が、物流センターの責任者を探しています。

今の責任者が事情により退職することになり、代わりの人が必要なためです。

そこで働いている従業員の中からセンター長を抜擢することは、しないとのこと。
センター長の仕事を出来る人が、まだ育っていないのです。

知り合いのつてを頼ったり、人材紹介会社に探してもらったりしていますが、簡単には候補者が出てきません。

人の採用、特に責任者を見つけるのは容易ではありません。

採用する側も、採用される側も、“それなりの条件”を考えています。
そのお互いに考えている条件がマッチするのは、簡単なことではないと思います。

しかし、どこかにそんな理想的な人がいるのではないか。
それを期待しています。

2019年8月 7日 (水)

難しい言葉を使いたがる人

人は、他人からよく見られたいと思っている。
馬鹿にされたくないと、潜在的に感じている。

そのため、難しい言葉を使いたがる人がいます。

比喩や先人が発した言葉を用いたり、難解な漢字の言い回しを使ったり。

それによって、知的に見られたいと思う人たちです。

しかし、難しい言葉遣いや言い回しは、コミュニケーションに支障が生じかねません。
言っていることと、受け取ったことに、齟齬が生じる可能性があるからです。

コミュニケーションにおいて、格調高く、難解な言い回しは、本人の自己満足でしかありません。

理解度を高めるには、平易な言葉を使う。
これが、鉄則です。

2019年8月 6日 (火)

取引業者向けのドリンクサービス

物流センターに集荷や納品に来る運送会社のドライバーがいます。

物流センターの企業からすると、他社のドライバー。
いわゆる取引業者です。

その取引業者のドライバーに、ドリンクをサービスしている会社があります。

トラックが接岸するドックのところに、冷蔵庫が置いてあり、「ご自由にお飲みください」という表示。
冷蔵庫を開けると、ペットボトルの飲料が入っています。

取引業者のドライバーは、自由に取って飲むことができます。

その物流センターの会社は、とても従業員を大切にしています。
従業員だけでなく、取引業者も同様に大切にする。
それが、冷蔵庫のドリンクサービスに表れています。

とても素晴らしい取り組みです。

2019年8月 5日 (月)

自社の決算書を見たことがあるか

貸借対照表や損益計算書といった決算書。
会社であれば、必ず作成するものです。

しかし、社員の中には、「自社の決算書を見たことがない」という人が多くいます。

その最大の理由は、「決算書が公開されていない」から。

上場企業では、決算書の公開が義務付けられているので、見ようと思えばネットなどを通じて、見ることは可能です。

しかし、非上場企業の場合、決算書を公開する義務はないので、見ることができないという社員も少なくありません。
特に、中小企業では、決算書を「社員に見せない」という会社が多くあります。

社員に見せたくない理由は、いくつかあります。
・役員報酬の額が分かってしまう
・利益が出ているのであれば、給料(賞与)を上げてくれと言われる
・利益が出ていなければ、危ない会社だと思われて退職者が出てくる
など。

役員報酬などの経費の細かい明細まで公開する必要はなく、
・売上高
・売上原価
・売上総利益
・販売費・一般管理費
・営業利益
・営業外収支
・経常利益
の各段階の総額でもいいので、公開してほしいと思っています。

それにより、社員は自分の会社が“どういう会社”なのかをより知ることができ、業績向上に向けた協力も得られるのではないかと感じています。

2019年8月 4日 (日)

最先端企業での姿置き

先日、日本でも最先端のロボット技術を研究開発している企業を訪問しました。

社員の半分は、外国籍の人。
社内の公用語は英語です。

打ち合わせの後、実際にロボットの動作を研究している現場も見せてもらいました。

そこでは、工具が姿置きされていました。

姿置きとは、工具の形が描かれ、そこに決められた工具を置けるようにしているものです。
決められた置場に、決められたものを置くように、形の見た目で分かるようにされています。

これは、必要な工具を探し回ったり、使い終わった工具が勝手に放置されることを防止するものです。
いわゆる、現場の改善活動の取り組み。

最先端の研究開発企業でも、それが行われていました。
姿置きの改善活動は、世界中で普遍なものだと感じました。

2019年8月 3日 (土)

なぜこの仕事をしているのか、と問われたら

『なぜこの仕事をしているんですか?』と問われたら、どう答えるでしょうか。

「好きだから」、
それとも「仕方なく」、
あるいは、「何となく」でしょうか。

仕事は自分で選ぶもの。
一方で、自分の思い通りにならないものでもあります。

そして、この先、この仕事をしている保証はありません。
自分で選択を変えることもあれば、自分の力が及ばないところで変えられることもあります。

「なぜこの仕事をしているのか」、ずっと問いかけられ続ける質問なのかもしれません。

2019年8月 2日 (金)

最低賃金が上がることの影響

10月から最低賃金が上昇することが決定されました。

全国平均では時給27円の上昇。
およそ3%の引き上げとなっています。

3%というのは政府の方針に従ったもの。
昨年度と同様の上げ幅となりました。

さて、中小企業では最低賃金でパート社員などを雇用しているところが少なくありません。
それらの企業は、当然ながら賃上げの措置が必要になります。

しかし、賃金の上昇は企業収益の減少につながります。

特に、労働集約産業と言われている、人手によって多くの作業が行われてる業種では、その影響は大きなものになります。

最低賃金が上がった分、それを顧客に価格転嫁できればいいのですが、現実的にそれは簡単なことではありません。
顧客に値上げを要請したところで、「企業努力で吸収してほしい」と言われることでしょう。

また、最低賃金の引き上げは、今年で終わりでなく、この先も続きます。

最低賃金が上がることは国の方針ですが、その悪影響があることも間違いありません。

2019年8月 1日 (木)

景気低迷期に入ったか

ここ最近、景気の悪化を“何となく”感じます。

2019年4~6月期の四半期決算が発表されていますが、多くは軒並み減益。
私の知り合いの身近なところでも、「売上が落ちている」という声を、あちこちで聞きます。

2018年の年末までは、実感はそれほどないものの、「景気は悪くない」という空気を感じていました。
しかし、年明けから、物流事業者から「荷動きが良くない」と言われたり、サービス業でも「顧客から契約を解除したいと言われた」といった声を聞くことが増えています。

景気の低迷期に入った。
肌感覚ですが、そう感じています。

景気の低迷期に、企業としてはどう対処すべきか。

利益を今まで通り確保しようとすれば、売上が伸びない中では、経費を削減することを考えなければなりません。

ムダな業務や、ムダなコストを減らす。
そのための改善活動を、今以上に進める必要があります。

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