« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月

2019年11月30日 (土)

悪いところが分からないと改善はできない

“改善”という言葉を広辞苑で検索してみると、このように出てきます。

『悪いところを改めて良くすること。』

この広辞苑の説明の通り、改善とは悪いところを良くすること。

「当たり前ではないか」と思うかもしれませんが、この定義からしても、“悪いところ”を見つけることの重要性が問われています。

つまり、“悪いところ”が見つからなければ、改善はできないということです。

「特に問題はない。」
「今のままでいい。」
と、感じている人は、改善することはできません。

そういった人たちに「何か改善提案を出せ」と言ったところで、良い提案が出てくるのは期待できません。

まずは、「どこが悪いところなのか」、「何が問題なのか」、「どんなムダがあるのか」、それを見つけるところから改善はスタートするのです。

2019年11月29日 (金)

結局、食品のネットスーパーは儲からない

立ち上げ時には、華々しく宣伝していたサービスが、ひっそりと終了となる。

ネット通販の世界でも、よくあることです。
特に、食品を中心としたネットスーパーの世界では。

「セブン&アイグループとアスクルが共同で事業展開していた『IYフレッシュ』が、2019年11月末をもってサービス終了」
「ユニーが展開していた『アピタネットスーパー』は、2019年8月末でサービス終了」
「ローソンが展開していた宅配サービスの『ローソンフレッシュ』は、2018年8月末をもって終了」

そのように、スタート時はマスコミに派手に露出していたネット通販の事業が、ことごとく終わりを告げています。

なぜ終了するのか?
その答えは、当然一つしかありません。

『赤字だから』です。

宅配の運賃や物流センターの運営費を含めた物流コストというのは、配達1件当り数百円掛かっています。
地域や受注状況によっては、1千円前後になることもあります。

そのコストを支払うと、利益は出ない。
いわゆる赤字。

赤字をいつまでも続けるわけにはいかない。
増してや、配送費などのコストはこれからも上昇し続ける。
結果として、『もうこれ以上は(赤字を垂れ流すことは)我慢できない。』

それが、生鮮食品を中心とした、ほとんどの食品ネットスーパーの実情です。

第三者の意見としては、「そんなことは、最初から分かり切っていたことではないのか」と、社内で思っていた人がゼロではないと信じたいものです。

2019年11月28日 (木)

自分を誇張すると損する

ある会社の人が語っていました。
「中途入社の幹部社員を採用したところ、とんでもない人だった」。

前の幹部社員が退職することになり、その代わりの人を採用することになったそうです。

応募してきた人の中で、「いろいろな経験があり、さまざまなことができる」というようなことを履歴書に書いていた人がいました。
それを見て、採用したそうです。

ところが、その人は仕事がほとんどできず、“どうしようもない人”だったと。
試用期間もあったので、その期間が満了したら、辞めてもらったそうです。

そんな人は例外としても、自分を誇張してしまうと、後々損をすることになります。

周りの期待値が上がり、その期待値に達しないと「ダメだ」という評価に変わります。

「何でもできます」、「様々なことを知っています」といった誇張。
本当にそれらができないと、信用を失い、周りから関係を絶たれてしまうでしょう。

自慢、誇張、見栄。
戒めなければいけません。

2019年11月27日 (水)

有給休暇の義務は分かるが…

今年から有給休暇の取得が義務付けられました。
年に5日は、有給休暇を取らなければいけません。

中小企業の何人かの経営者に、「取得状況はどうですか?」と聞いてみると、
「出来るだけ取らせたいんだけど…」、
「取らせなければいけないことは、分かっているんだけど…」、
といった、言葉を濁すような答えもちらほら。

中には、「有給休暇をまともに取らせたら、経営が成り立たない」と言っている人もいます。

人数が限られている中小企業では、誰かが休みを取れば、その分の代わりを他の誰かがやらなければいけません。
代わりになる人がいないことも多々あります。

たとえば、運送業者。
ドライバーが休みを取れば、その日は代わりにトラックを動かす人はおらず、傭車(他の運送会社に委託)に頼らざらるを得ない。
最近は傭車の委託料金も高く、その日は利益が取れない、といったことも起こっています。

従業員も、まじめな人は「自分が有給休暇を取れば、他人や会社に迷惑を掛ける」と思っている人も少なからずいます。

経営者として、「(5日の有給休暇を)取らせなければいけない」と頭では分かっていても、実際は出来ていない。
そんな会社が少なくないようです。

2019年11月26日 (火)

役職とプライドは比例する

人は、組織での肩書が偉くなればなるほど、プライドが高くなる。

私の持論です。

もちろん、肩書など関係なく、常に同じ姿勢の人もたくさんいます。

ただ、役職が上がるということは、それだけ責任の範囲が増えるということ。
責任を負う領域が広くなれば、プライドが高くないと自信をもって物事を遂行していくことはできません。

ここでのプライドとは、「うぬぼれ」とか、「高慢な」ということではなく、「自尊心」、「誇り」といったもの。
仕事や部下に「誇り」を持つことは、とても大切なことです。

役職とプライドは比例する。
それは、決して悪いことではありません。
(ただの「思い上がり」ではダメですが…)

2019年11月25日 (月)

教育と訓練の違い

人に仕事を教える。
仕事を覚えてもらう。

そのために、「教育・訓練」が行われます。

しかし、「教育」と「訓練」は意味合いが違います。

「教育」とは、教えて知識や技能を知らしめること。
「訓練」とは、教えたことが出来るようになるまで習熟させること。
です。

つまり仕事においては、「教育」は知らない人に仕事を教えること。
「訓練」は、教えたことがきちんとできるようになるまで練習させること。
ということになります。

恐らく、「教育」はどこの組織でも、誰に対しても行っています。
仕事を教えないということはあり得ないでしょう。

しかし、「訓練」を行っていない組織はたくさんあります。

一度教えたきり(教育しただけ)で、その後のフォローや指導をしない(訓練をしない)。
そういった状況は結構多いと思います。

人を育てるには、教育と合わせて、訓練も計画的に行うようにしましょう。

2019年11月24日 (日)

2割、3割は(値上げが)当たり前の業界

最近、物流コストが上がっているという企業の嘆きをよく耳にします。

委託をしている運送会社や、3PL(サードパーティーロジスティクス)から、「値上げを通告された」と。

その値上げ幅も、5%とか10%ではなく、いきなり2割、3割!

値上げを受け入れられなければ「撤退する」と言われ、困っているという嘆きです。

メーカーや卸といった荷主企業は、当然予算を組んでいます。
経費予算や利益予算。

しかし、物流コストが2割も3割も一気に上がることは、多くの企業で想定外です。

利益が大幅に減る、場合によっては赤字になりかねない。
そんな企業も少なくありません。

ただ、実際にトラックを動かしたり、物流センターで作業する人たちの人件費が上がっていることは間違いありません。
そこで働いてくれる人が足りない以上、高い賃金で人を確保するしか、策がなくなっているからです。

未だ「2割、3割」は上がっていないという荷主企業も、今からその想定をしておく必要があります。

2019年11月23日 (土)

勤労に感謝

11月23日は勤労感謝の日。
国民の祝日。

勤労感謝の日の元々は、五穀豊穣を祝う新嘗祭が発祥の由来とのこと。

作物に感謝するのが本来だそうですが、現代はそれに限らずあらゆる勤労に感謝をしましょう、ということになっています。

勤労といっても、会社に勤めて働くことだけが“勤労”ではありません。
たとえお金をもらっていなくとも、さまざまな勤労の形があります。

今、その肩書を名乗っている人はいませんが、昔、「家事手伝い」という“職業” の人もいました。
それも立派な勤労です。

あらゆる勤労に、改めて感謝いたしましょう。

2019年11月22日 (金)

何も評価しないのが最悪

業務改善を進めるうえでは、その取り組みを上司や管理者は評価をしなければいけません。

何か、改善の取り組みを行った。
その際、結果に対する評価が必要になります。

評価とは、“褒める”と“叱る”。

取り組みの結果が、
良かったら、褒める。
悪かったら、叱る。

改善したことが良ければ褒めましょう。
反対に、あまり取り組みが進んでいなかったり、手抜きをしているようであれば叱りましょう。

そして、何も評価しない、何も言わないのが最悪です。

取り組みの結果が良くても、悪くても何も言わない。
黙っているだけ。

そんな上司は、部下から信頼されないし、不満を抱えられることになります。

改善を行ったら必ず評価する。
評価とは、褒めると叱る。

これが必須です。

2019年11月21日 (木)

ムダなものを素直にムダと言えるか

業務改善の研修やセミナーなどで、「業務の中のムダを挙げてください」と問いかけをすると、それぞれたくさんのムダが挙がります。

たとえば、
・ムダな会議
・ムダな資料作り
・モノを探すムダ
といったもの。

そのムダをいかになくすかが、業務改善の最大の要点になります。

そして、それらムダだと思っていることを、はっきりと『ムダです!』と言えるかどうかも、大事なポイントです。

ムダなものをムダと言う。
『この会議はムダです』とか、『この資料作りはムダです』と言えないと、周囲にそのムダを認識させることはできません。

心の中で、悶々と「この会議はムダだなぁ」と思っているだけでは、ムダな会議はいつまで経ってもなくなりません。

はっきりと、素直にムダなものをムダと言い合える関係。
自然に指摘し合える仲間。

業務改善を進めるためには、そのような言いたいことを率直に言い合える組織づくりも必要です。

2019年11月20日 (水)

「成功体験」を捨てる理論、思い出す理論

事業のイノベーション(革新)を図るには、「過去の成功体験を捨てることが必要だ」と言う人がいます。
多くの企業経営者や学者などが、そう語っています。

過去の成功体験が、保守的な考えにつながってしまうのが、イノベーションを阻む理由であると。

それに対し、“モチベーションを上げるには”といった類の本を読んでいたら、「今までに成功したことを思い出しましょう」といったことが書かれていました。

成功し、自分の自信につながったことを思い出せば、新たなモチベーションにつながるとのこと。

さて、では“成功体験”は捨てるべきなのか、思い出すべきものなのか。

それは、場面場面によって変わるということなのでしょう。
つまりは、自分の好き勝手に、都合の良いように、捨てるときと思い出すときを使い分ける。

「理論」というのは、そんなものなのです。

2019年11月19日 (火)

人手不足で生産性が低下する

私が訪問する物流センターの多くは、人手不足。
現場で作業する人が集まりません。

しかし、必要な人員は何とか集めないといけません。

ただ、パート社員の給与(時給)を上げるのは簡単ではありません。

時給を上げたら経営が成り立たない。
そんな会社が大半です。

そこで頼るのが、人材派遣。

日ごとに、必要な人数を人材派遣会社に依頼し、現場に派遣してもらいます。

しかし、人材派遣会社から派遣される人は、毎日継続的に来てくれるわけではありません。
週に3日とか4日とか。
入れ替わりもしょっちゅうです。

派遣で新しく来た人には、作業内容を教えなければなりません。
毎日、新しく来た人に作業を教える。
その手間も積み重なると、馬鹿になりません。

また、新しく来た人は慣れるまで時間が掛かります。
どうしても生産性が落ちてしまいます。

「生産性を上げよう」と、現場の管理者の人たちは努力をしています。
それでも、人手不足のため生産性が落ちてしまう。

人手不足は、良くないことが目立ちます。

2019年11月18日 (月)

上司の理解不足による弊害

幼稚園に勤務している私の知人から、業務の改善について相談を受けました。

「職員全員がいろいろな業務に追われ、何がどうなっているのか分からない」といった相談。

私は、やるべき業務をホワイトボードに書き、進捗状況や対処すべき項目を“見える化”するようにアドバイスしました。

友人は実際、ホワイトボードを設置し、業務を書き出したそうです。
しかし、上司は「そんなことをする必要はない」と言って、ホワイトボードを撤去するように指示したとのこと。

詳細の真意は不明ですが、上司は「今までそれなりに業務が回っているので、それでいいのではないか」という考えを持っているようです。

上司が理解しないと、組織はうまく動きません。
業務改善を進める際も、何が大事かというと、やはり上司の理解。

上司を理解させることが、業務改善の第一歩といってもいいかもしれません。

2019年11月17日 (日)

慣れによる失敗

何度か講師の依頼を受けている研修があります。

「業務改善」をテーマにした研修ですが、毎年同じ会場で行っており、毎回多くの参加者があります。

何回か行っているため、私も進め方や、研修中の雰囲気づくりなど、慣れているところが出てきています。

前回は、それで失敗したことがあります。

研修中に、参加メンバー同士が討議をして、内容を発表してもらうプログラムがあります。
発表に際しては、紙に内容を書いてもらい、それをスキャナーでスキャンし、PDFファイルにして画面に映すようにしています。

ところが準備を怠り、そのスキャナーを持っていくことを忘れてしまったのです。

幸い、研修会場がある事務所にスキャナーがあったため、それを借りることができました。

もし、借りることができなかったら、うまく研修を進めることが出来なかったと思います。

慣れによる失敗。
惰性ではいけない、また抜かりなく準備を進めなければいけないと反省しました。

2019年11月16日 (土)

適正人数とマンパワー

組織には何人必要か。

どの組織でも、ある程度適正な人員というものが想定されています。
組織を運営するうえで、過不足なく人数を揃えるのが理想です。

ただ、適正人数は、一概に頭数だけで割り出すことはできません。

知り合いのある組織では、5人が配属されています。
しかし、組織の責任者は「今の5人では仕事を処理するマンパワーが足りない。4人でも構わないが、優秀な人に来て欲しい」と言っています。

どういうことかというと、5人のメンバーは、少なからず処理能力が劣っているというのです。
5人いたとしても、「普通の5人分のマンパワーになっていない」と。

今の5人のメンバーを入れ替えて、優秀な人が来てくれたら、4人でも処理できるとのこと。

そのように、適正人数は単なる頭数ではなく、適正なマンパワーを確保するのが大事になります。

ただ、組織の配置というのは、なかなか理想通りにはいかない。
理想通りに行けば、苦労は少ない。
その責任者も、たまに嘆きを口にしています。

2019年11月15日 (金)

素直に指示に従う人

ビジネスマンは、上司から指示が与えられます。

「〇〇をやっておいて」
「〇月〇日までにやるように」
など。

それに対し、ときどきすべて素直に従う人がいます。

すべての指示に対し、
「はい、わかりました」と。

聞いている第三者(私)としては、少し不安になります。

「本当に大丈夫なのかな。意図が分かっているのかな」といった不安。
「言われたことをやれば済むと思っているのではないか」といった不安。

言われたことを素直に実施することは、悪いことではありません。
しかし、あまりに反論や具申がないと、「ただ言われたとおりにやるだけ」ではないかと感じてしまうことも事実。

指示する立場の人としては、素直に従う方がいいですか。
それとも、ある程度反論や抵抗する方がいいですか。

どちらかというと、後者の方を好む人が多いような気がしますが…。

2019年11月14日 (木)

結局は知り合いのところ

コンサルティングの仕事をしていると、いろいろな課題に遭遇します。

何か、システムを入れて業務を改善したい。
どこか最適な倉庫を探したい。
人を新たに雇い入れたい。
資材を調達したい。
などなど。

課題が出てくれば、出来る範囲で対応をすることになります。

しかし、自分だけで対応できるのはごくごく一部で、大半は自分一人では対処できません。

その場合、知り合いの人に頼むことになります。

システムが詳しい人(会社)。
倉庫の情報を持っている人。
人材ビジネスに携わっている人。
資材を扱っている会社の人。
など。

その知り合いの携帯電話に電話し、「〇〇の案件があるのですが、対応できませんか?」と。

限られた中での知り合いに頼むのが、“最適”かと言われると、決してそうとは言えないかもしれません。
世の中には、もっと最適な人はいるのだと思います。

しかし、結局は知り合いに頼むしかない。

それでも、結果として「良かった」とクライアントが思ってくれることが多々あります。

これからも、さまざまな分野の“知り合い”を増やしていこうと思います。

2019年11月13日 (水)

10年後の姿を読める?

ある、マーケティングを研究している大学の教授が、『5年後までは読めるかもしれないが、10年後は読めない』と言っていました。

世の中の5年後、企業があるべきの5年後。
そこまではある程度読める。

しかし、10年後は読めない。

テクノロジーの発達などで、世の中は大きく変わっていく。
経営戦略のあるべきも、10年後は大きく変わっており、今からそれを予測するのは難しい。

そういった意図の発言です。

実際、今から10年前の2010年頃。
AI(人工知能)などは、ほとんど実用化されていませんでした。

しかし今は、あらゆることにAIを活用しようとする動きが盛んです。

さらに今後の10年。
果たして、マーケティングのあり方がどう変わっているのか。

正直、読むことが簡単でないのは事実です。

2019年11月12日 (火)

自己流でないと安心するとき

仕事が「自己流になっていないか」と、不安に思うことがあります。

自分たちのやり方しか知らない。
今までずっとそれでやってきた。

しかし、果たしてそれでいいのだろうか、と。

そんなとき、本で読んだり、人の話しを聞いたりして、「自分とやっていることが同じだ」、「同じ考えを持っている」と思えるような内容に出会うと、少し安心します。

他社や他人と同じだから良い、というわけではありませんが、自分のやっていることが決して世の中からズレていない。
世間でも通用する。
そう思えたときに。

“自己流の自己満足”は、とても怖いことです。

2019年11月11日 (月)

相手が早口でまくしたてたら

自分にあまり非がないのに、相手は怒りの感情を抱くことがあります。

理不尽なクレームや、一方的な批判など。
相手が早口でまくしたてるような状況。

そのような時は、あえてゆっくりと話をする方がよいそうです。

相手が早口で、それにつられて自分も早口になると、それがまた相手に伝播して、一層感情が高ぶってしまうとのこと。

あえてゆっくりと話すことで、相手に冷静さを取り戻させ、自分も落ち着いて対処できるようになるそうです。

クレームを受けたら、あえてゆっくりと話をする。
心の中でそんなトレーニングをしておくのが良いようです。

2019年11月10日 (日)

雑談の効用

社内の人たちが集まっている会議などで、一通りの話しが終わった後。

「では、解散」となるのが普通です。

ただ、ときどき時間が余った時など、雑談タイムになることがあります。

何となく、各自が思っていることを発言する。
取り立てて結論を出すものでもない。

もちろん、仕事や会社に関することを話すのですが、個人のプライベート的な話題も出たりする。

そういった雑談も、時には有効です。

普段、業務をするうえで会話はするものの、個人的に思っていることや考えていることを話す機会は多くない。
あまりお互いの領域には踏み込まない。

そのような組織では、雑談によって、何となくお互いのことが理解できるようになります。
話の方向によっては、みんな前向きな気持ちになることもあります。

ムダではない雑談は良いものです。

2019年11月 9日 (土)

挨拶は声が大きいに越したことはない

人と会った時は、まず挨拶。
挨拶からすべてのことが始まります。

しかし、中にはその声が小さい人がいます。
挨拶をしたのか、していないのか分からないくらい。
周りの人も、反応に困ることがあったります。

一方、声がとても大きい人がいます。
はっきりと「挨拶をした」ことが、誰にも伝わる。

どちらが良いか、どちらが好まれるかといえば、やはり声が大きい方。

挨拶は、声が大きいに越したことはありません。
“やかましい”のは困りますが、声が大きくて損をすることはない。
むしろ得をする方が多い。

新人には、そういったことを伝えたいものです。

2019年11月 8日 (金)

自分のことは棚に上げて、発言しよう

会議などで意見の提案や具申をする際、「お前はどうなんだ」と言われたくない。

「お前自身は、やっているのか」とか、「お前もできていないくせに」といったことを思われたくない。
自分がやっていないことや、出来ていないことを提案、具申するわけにはいけない。

そんな躊躇をしてしまうことがあるかもしれません。

しかし、良くなるための建設的な提案であれば、言うべきことは言う。
そうありたいものです。

自分が出来ていないからといって、発言を遠慮するのはよくありません。

議論をする会議などでは、お互いにそういう認識で意見をぶつけ合うことが望ましい姿です。

ときどき、会議におけるルールが壁に貼られている会社がありますが、その中に『自分のことは棚に上げて発言しよう』というのを付け加えるのもよいのではないでしょうか(笑)。

2019年11月 7日 (木)

小売店の欠品率を把握する難しさ

「欠品率」という指標があります。

受注量に対し、販売できなかった量の割合。
たとえば、100個受注したものの、90個しか在庫がなかったら、欠品率は10%となります。

その計算式は比較的簡単なのですが、小売店の場合、正確な欠品率を出すのは意外と難しいと感じています。

なぜなら、小売店(店頭での販売)の場合、「受注」というデータがつかめないからです。

基本的に、顧客が買いたい商品を手に取って、レジで精算する。
小売店の買い物は、そのようになっています。

しかし、在庫がなかった(店頭に並んでいなかった)商品は、顧客がそもそも手に取ることはできません。
在庫がゼロだった場合、その商品が“いくつ売れるはず”だったのかというデータがつかめないのです。
顧客は、店に欲しい商品が並んでいなければ、何も言わず店を出てしまうことが多いでしょう。

在庫がゼロのものを「欠品」とする考え方もありますが、その商品が売れる見込みがないものであれば、在庫がゼロであったとしても欠品(=機会ロス)とするのは正しくない気がします。

小売店の欠品率は、正確に出せないのではないか。
そういう疑問を感じています。

2019年11月 6日 (水)

ECRやQRといった言葉があった

昔、1990年代ごろに、流通・物流業界で流行った言葉がありました。

そのうちの二つに、ECR(Efficient Consumer Response)とQR(Quick Response)があります。

元々、アパレル業界でQRという言葉が使われるようになりました。

アパレルは、企画から生産、店頭に商品が並ぶまで、長い期間が掛かります。
場合によっては、企画が始まるのは販売時期の半年以上前ということもあります。

すると、実際に予想より売れると、追加生産が間に合わない。
結果的に販売機会ロスになる。

それを避けるために、QRという考え方で短納期生産を目指したのです。

ECRは、そのQRの考え方を食品業界に適用したもの。
「効率的消費者対応」と訳されています。

いずれも、考え方自体は現代も通用するし、今後も追求していかなけばならないことです。
しかし、言葉としては「死語」になってしまっています。
(QRは今でも多少使われますが)

言葉は流行り廃りがあるもの。
“ECR”などは、もはや「誰も知らない」言葉になっている感もあります。
だからと言って、その考え方まで捨ててしまうわけにはいきません。

2019年11月 5日 (火)

言ったらやらされる、はダメ

改善提案や、何かについて意見を述べる。

それに対し、「では、(提案した)あなたがそれをやってください」。

これはいけません。

なぜなら、その人は二度と意見を言ってくれなくなるからです。

「意見を言ったらやらさせる。
じゃあ、もう黙っていよう。」

そう思うのは当然です。

意見を言ってくれる人と、実際に改善を進める人は分ける。
これが鉄則です。

2019年11月 4日 (月)

おやつを食べながらの討議

ある中小企業の、社員研修の講師を担当しています。
各部署の、責任者のポジションにある人たちに対する研修です。

研修では、自社の課題や、自身のマネジメントのあり方などを討議し、発表してもらいます。
その場には、経営者や上級幹部は参加せず、あくまでもそのポジションの責任者のみで討議を行います。

そういった研修を行うにあたり、経営者から「午後に、お菓子を出しましょうか」と提案がありました。

おやつを食べながらディスカッションしたら、という提案です。

私はもちろん大賛成!

おやつを食べながら、少しリラックスした雰囲気で話し合う。
それによって、お互いの本音や、考えていることを率直に話し合えるような感じになりそうです。

おやつを食べながら討議する。
状況が許せば、そういった会議も良いと思います。

2019年11月 3日 (日)

文化に触れるということ

11月3日は文化の日。

「文化とは何か?」と問われると、簡単に答えられないのも正直なところですが、一般的には生活様式や社会を成り立たせているものなどと言われています。

幅広い意味でとらえると、人々の営みが現代の文化を作り上げているということになります。

従って、芸術に触れるとか、文学を学ぶということだけでなく、世の中に売っている商品や、放映されているテレビ番組、あるいは人々の暮らし方なども、文化を形作っているものであると言えます。

いろいろなものを見て、聞いて、食べて。
それがさまざまな文化に触れるということになります。

世の中を知ることの重要性。
文化の日に、それを改めて感じます。

2019年11月 2日 (土)

財布を持たなくなる

出かけるときは、「財布とハンカチを忘れるな」。

昔から言われてきたことです。

ところが、最近は財布を持たない人が増えているとのこと。

アパレルメーカーでは、デザインを検討するときに、財布を入れるポケットを考慮します。
しかし、若者向けのものでは、財布を入れるポケットより、スマホを入れるポケットの方を、より重視しているとのこと。

財布を持たず、すべてスマホで済ませる人がいるようです。
昨今の、キャッシュレス化推進の動きからも、そういった人が増えていく可能性が高まります。

今、スマホがあれば、買い物もできるし、電車も乗れる。

「財布(現金)がなくて不安ではないのか?」と心配になりますが、確かに私自身も、現金をまったく使わない日があったりします。

外食店ではカード、電車やコンビニエンスストアでの支払いはSUICA。
それで事足りてしまいます。

出かけるときは、「スマホとハンカチを忘れるな」。
セリフがそのように変わるかもしれません。

2019年11月 1日 (金)

強制的にやらせるか、自主性に任せるか

今まで多くの会社で、「業務改善」のお手伝いをしてきました。

製造や物流などの現場の改善もあれば、事務手続きや業務フローなどのプロセスの改善もあります。

いずれにしても、それらの業務改善を行うには、ある程度の労力を掛ける必要があります。
何も手を下すことなく、改善が進むことはありません。

しかし、従業員の人たちは“忙しい”もの。
改善のための労力に時間を割くことができず、結果として改善が進まない、改善活動がストップしてしまうというところも、数多くありました。

そんなとき、改善活動を強制的にやらせるべきか。
経営者や幹部は、そう考えます。

一方で、強制的にやらせるよりも、自主性に任せた方が良い。
そうも考えます。

強制的にやらせても、“やらされ感”を持つだけ。
それよりも、自主的にやる方が、取り組みの意欲も出て、良い結果につながるのではないか、と考えるわけです。

果たして、自分たちの会社はどちらが望ましいのか?

もちろん、自主性を尊重する方が良いことは間違いありません。
しかし、自主性がいつまで経っても出ない会社もたくさんあります。

そんな状態の会社はどうすべきか。
強制的にやらせるか。

業務改善に対する「方針」を、経営者や幹部は考えなければなりません。

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »