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2020年1月21日 (火)

共同物流が成り立たなかった例

昨今、人手不足問題から物流の効率化が一層求められています。

物流効率化の一つの切り口として、共同物流が挙げられます。

自社だけでなく、他社と物流を共同化する。
トラックや物流倉庫を、相互利用することが効率化に向けた有効な手段となります。

しかし、共同物流がうまく成立しないケースもあります。

ある飲料メーカーが、他社との共同物流を検討していました。
一台のトラックに他社の製品を乗せ、トラックの有効活用を図ろうとしたのです。

飲料は、夏場が需要のピーク。
そのため、需要期が逆の、冬に需要が多い製品との共同配送を検討しました。
需要期が重なると、ピーク時には1台のトラックに乗らなくなり、閑散期はトラックの積載量が落ちてしまうためです。

目をつけたのが、飲料メーカーの近くに工場がある、入浴剤を作っているメーカー。
入浴剤は、冬が需要のピークです。

しかし、結果として共同配送は断念しました。

理由は、「匂い」です。
入浴剤の香りが強いため、トラックに飲料と一緒に乗せると、飲料に香りが移る可能性があるというのです。

数時間同じトラックに乗せただけで、飲料に入浴剤の香りが移るという可能性は少ないものの、万一の顧客からのクレームを恐れ、共同配送は行わないことになりました。

共同物流が出来ない条件として、そのような理由もあります。

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