« その仕事は上司のため?会社のため? | トップページ | トラック運送事業者のためのKPI導入の手引き »

2020年1月16日 (木)

コスト削減の額だけでは判断できない

以前、ある食品の卸売業を訪問したときのこと。
会社の物流の話をいろいろと伺いました。

その中で、物流責任者の人から、『去年は物流コストを300万円削減しました』と言われました。

私は、『そうなんですか』と言ったものの、心の中ではそれがすごいことなのか、そうではないことなのかが判断できませんでした。

300万円のコスト削減。
恐らく、その会社ではさまざまな改善施策を積み上げ、それだけの効果が出たのでしょう。

しかし、“額”が減った、あるいは増えたということだけでは、それが良いのか悪いのかを判断することはできません。

たとえば、物流コストというのは、売上が増えれば必然的に額は増えます。
売上が下がれば、額は自然に減ることになります。

従って、売上が変わらない(あるいは増えた)のであれば、「300万円削減した」ことは成果として評価することができるでしょう。
逆に、売上が減ったのであれば、自然に物流コスト(の額)は減るので、大きな成果と言えるかどうかはわかりません。

コスト削減の良し悪しを評価するのであれば、“単なる額”ではなく“率”で見なければいけません。

« その仕事は上司のため?会社のため? | トップページ | トラック運送事業者のためのKPI導入の手引き »

物流・ロジスティクス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« その仕事は上司のため?会社のため? | トップページ | トラック運送事業者のためのKPI導入の手引き »