消費税込みの金額での錯覚
ある企業の収支状況を分析していたときのこと。
毎月の売上と利益の推移を見て、改善ポイントを探ることを行っていました。
すると、2019年秋以降に少し売上が上がっていたのです。
前年同月比で、ほぼ同じくらいの売上だったのが、秋以降プラス1~2%の上昇。
良い傾向ではないかと思い、要因を聞いてみると、「消費税分です」との答え。
見ていた数値は、税込みの金額だったのです。
2019年10月から税率が8%が10%となり、税込みの売上では2%は自然に上がるのは当然。
税込みか税抜きか、確認をしなかったのがいけないのですが、てっきり税抜きだと思い込んで分析を行っていました。
税込みなのか、税抜きなのかはまず初めに確認すべきことでした。
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