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2020年6月18日 (木)

在庫が多すぎても、多すぎと感じないもの

以前、医療系の器具を扱う企業で、在庫管理を改善するお手伝いをしたことがあります。

手術に使うような器具を販売している会社で、在庫管理が出来ていないとう相談があったのです。

まず、物が保管されている現場を見てみると、意外と“整然”としていました。
棚にきちんと納められ、見た目の保管状況は悪くなかったのです。

器具自体が小さい(手のひらほどの大きさ)ものが多いため、数が多くとも保管スペースは狭く済んでしまうという状況でした。

しかし、データを見ると、在庫日数が1000日以上とか、2年以上出荷がゼロといったものがたくさんありました。
保管状況の“見た目は綺麗”でも、滞留在庫や不動在庫があふれていたのです。

その企業の経営陣は、薄々は「在庫が多いのではないか」と感じていたようですが、物理的に保管場所があふれてしまうといったようなことがないため、ずっと放ったらかしのままで来てしまったのです。

その際のコンサルティングでは、単品別に処分(廃棄)するか、思い切った安売りをするかなどを決め、多すぎる在庫を減らすことを進めるようにしました。

モノ自体が小さいものは、保管場所の見た目だけで在庫管理の良し悪しは判断できないのです。

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