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2020年7月

2020年7月31日 (金)

資料送信はPDFが無難

先日、かかわりのある企業の人から連絡がありました。
「送られてきたファイルが開きません。」

私がパワーポイントで作った資料。
メールで送ったところ、相手のパソコンにはパワーポイントが入っていないとのこと。

PDFに変換して送り直しました。

以前には、ワードで作った資料を送ったところ、罫線の位置などがズレた状態で印刷され、それが配布されていました。
位置がズレたため、こちらの意図が伝わらない資料になっていました。

相手側にソフトがインストールされていない可能性がある。
インストールされていたとしても、ソフトのバージョンが異なると位置などがズレることがある。

それを防ぐには、PDFにして送るのが無難です。
(ただ印刷してもらうだけの資料であれば)

そう思った出来事が重なりました。

2020年7月30日 (木)

名刺交換での困りごと

異業種交流会や、何かのイベントで、さまざまな企業の人たちと名刺交換をすることがあります。

一回で、数枚から数十枚。
簡単な挨拶と自己紹介をして「ぜひよろしくお願いいたします!」と、自分たちの商売をアピールする場面。

それはそれでいいのですが、後から困ることがあります。

それは、メールマガジンが送られてくること。

ある日、「はて、どこの誰だ?」と思う人からのメールが届く。
文面に、「名刺交換をした人にこのメールを送っています」と書かれていて、ようやく相手を思い出す。

正直、興味のない内容のものもあるわけです。

そんな、“勝手なメルマガ”は、時に相手に悪い印象を与えます。
迷惑メールのような感じで受け取られることもあります。

無闇やたらな名刺交換での困りごとです。

2020年7月29日 (水)

赤字の負け癖が付いた会社

ずっと赤字続きの会社に関わったことがあります。

数年来の赤字。
当然、資金は不足し、債務超過状態が続いている。

何とか、利益を出せる状態にしなければなりません。

しかし、そういった会社でも客観的に見て、利益確保への執念が感じられないところがあります。

ずっと赤字続きなので、従業員の人たちはそれが当たり前と思っている。
経営者は危機感はあるものの、仕方ないと思っている面もある。

そんな負け癖が付いている会社は、意識改革がまず必要になります。

何としても利益を出す。
そのために何ができるのか。
売上を上げる施策、経費を削減する施策を考える。
必死になって。

そういった風土に変えるための意識改革が求められます。
ただし、それは容易なことではありません。

負け癖という「癖」がついてしまっている状態。
人間の「癖」を治すのは、とても難しいものです。

それでも、粘って粘って、何とか利益を出せるようにしていかなければなりません。

2020年7月28日 (火)

ストレスを感じる人との関係

ビジネスにおいて、人との関係性はとても大事。

仕事の中身(=取引内容)そのものが最も重要ですが、その次に重視されるのは、相手との相性です。

会っていて、ほとんどストレスを感じない人。
そういう人とは、長く仕事を続けたいと思うわけです。

一方で、何となくストレスを感じる人。
“思いっきり嫌な人”というわけではないが、何となく合わない人。
そういった人も、いなくはありません。

しかし、微妙なストレスを感じる人との関係性は、結局は長続きしません。

積極的にコンタクトを取ったり、相談したりすることがなく、“仕方なく付き合っている”のが正直なところだからです。

ただ、仕事上そういったストレスを感じる人と、付き合わざるを得ない場面もあります。
「それもいずれ関係は消える」と思っていても、間違いないような気がします。

2020年7月27日 (月)

需要が読めない今

私がいくつか関わっている企業で、以下のような悩みが出ています。

それは、「需要が読めない」というもの。

物を販売している企業では、新型コロナウイルスの影響で、全体的には売上が大きく減っています。

その中でも売上が回復する時期もあり、その場合は販売数が増加します。
しかし、しばらくするとまた売上が減る。

その波が大きく、需給コントロールが難しいというものです。

今は、過去のトレンドがあまり役に立ちません。
恐らくAI(人工知能)でも、需要予測は難しいのではないでしょうか。

このような状況では、その場その場で対応していくしかありません。

最近言葉としては流行らなくなりましたが、「QR(クイックレスポンス)」が、より重要になっています。

そして、「欠品を許容すること」もある程度必要です。
欠品が許されないと、余分な在庫を持たなくてはいけなくなります。

通常時とは異なる今、“柔軟な対応”が一層求められます。

2020年7月26日 (日)

夏季のボーナスなし5割強

運送・物流業界向けの専門紙である『物流Weekly』に、ボーナスに関する記事が出ていました。

今年の夏の賞与・寸志をもらったか、運送業のドライバー251人にアンケートを取ったもの。

その結果は、今年の夏季のボーナスはないという人が57.8%。
ボーナスをもらったという人が42.2%。

トラックドライバーの5割強が、夏のボーナスなしと回答しています。

今年は、新型コロナウイルスの影響もあるでしょうが、元々ボーナスがないという運送会社もたくさんあります。

ボーナスをもらったという人の中で、金額はどの程度なのか。
アンケート結果では、
10万円以下が44.3%、
11万円~35万円が44.3%、
36万円以上が11.4%
となっています。

ボーナスを支給された人の9割近くが、35万円以下とのこと。

企業規模のデータはありませんでしたが、恐らく大半が中小企業だと思われます。
中小トラック運送業の賞与の水準(支給の有無も含めて)は、上記のほどということです。

2020年7月25日 (土)

タダだから仕方ないか

インターネット上のサービスは、無料のものが大半です。

ネットに載っている情報は、基本は無料。
広告が出たり、個人情報を収集されたりしますが、それもほとんどは許容範囲。

人類は大きなメリットを享受しているものだと、ネットを使いながらときどき思ったりします。

しかし、それらのサービスが、いつまでも受けられるとは限りません。
突然サイトが閉鎖されたり、サービスが一方的に停止されたり。

消費者(受け手)側には選択肢がなく、すべて提供側の都合に左右されます。

「タダだからしょうがないか」と思うことがしばしば。
「今までサービスが受けられたんだから…」と納得するしかありません。
(有料であっても同様のことがありますが)

それでも、ネット社会と呼ばれる時代となり、ネット上のサービスを利用しない日はありません。
それらを無料で利用している以上、「タダだから文句は言えない」という覚悟が必要なのでしょう。

2020年7月24日 (金)

過去はどうでもいい

中小企業の経営者などと話をしていて、「昔は(業績が)結構良かったんです」と言われることがあります。

「昔はこんな(悪い)状況じゃなかった」
「以前はうまくいっていた」
などの嘆きというか、回顧というか。

経営状況や社内に問題が発生しても、それにうまく対処できず、時間だけが過ぎていくような状態のとき。
上記のようなセリフが、思わず出てしまう人。

しかし、過去に戻ることはできません。
良い方向に行くか、悪い方向のままなのか、いずれになるかは分からないものの、現在から未来に対して手を打つしかありません。

過去の思い出に浸りたい気持ちは理解できますが、「過去はどうでもいい」のです。

過去のことを振り返るのであれば、これからのことを思い浮かべる時間を少しでも増やしてほしいと思うことがあります。

2020年7月23日 (木)

コンビニ3社共同配送の期待

コンビニエンスストアのセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3社が、共同配送の実証実験をするというニュースリリースがありました。

3社の都内の店舗、計40店に常温商品を共同配送するというもの。
江東区に共同物流センターを設置し、そこから各店舗に配送。
一部商品は、在庫も行うとされています。

実証実験の期間は、8月1日から一週間とのこと。

(図は経済産業省ホームページより引用)
Photo_20200723100301

現在は、コンビニエンスストアの配送システムは高度に構築され、積載率などの配送効率は比較的高いと思われます。
それでも、今後の人手不足やさらなる効率化に向けた動きが必要であると、各社課題認識を持っているのでしょう。

物流は、もはや一社だけで最適化を目指すのではなく、社会的に最も良い形を追求すべきものだと思っています。

この実験がさらに拡大し、スーパーやドラッグストア、外食チェーンなどにも広がっていくことを期待したいものです。

2020年7月22日 (水)

前例踏襲について思うこと

私が嫌いなやり方に、前例踏襲というのがあります。

「今までこれでやってきました。」
「このやり方を続けています。」
「今回もこの手続きが必要です。」

などと言われると、『だから何?』と思うのです。

過去のやり方はあくまでも終わったこと。
今、もっと良いやり方があるのであれば、それに変えるべき。

恐らく、誰もがそう思うはずです。

しかし、前例踏襲を主張される場面は、意外とゼロではありません。

「決まりだから」
「変えるのは大変だから」
というセリフがたまに聞こえます。

なぜ前例踏襲にこだわるのか。
過去のやり方にこだわって手間を掛けているのはもったいないだけ。

物事は良いように変える。
それが当たり前であるべきです。

2020年7月21日 (火)

小売店無人化への課題

スーパーやコンビニエンスストアなどの小売店で、無人化を進めようという動きがあります。

顧客が自ら商品を手に取り、自動的に会計を終えて店を出る。
店員と接触することなく買い物ができるような店。

実際に、会計については無人化できる技術が開発され、既に店で導入されている事例もあります。

さらに、商品の発注についても、自動発注の仕組みがあちこちで使われています。

しかし、無人化に向けて大きな課題となるのが、商品の補充作業です。
店に入荷した商品を、売場の棚に並べる作業。

ここが無人化できている店は、今のところありません。

商品の補充というのは、結構複雑な作業が行われています。
先入れ先出しで、古い商品を前に並べ、新たに入荷した商品を後ろに並べる。
消費期限や賞味期限があるものは、日付を確認し販売できるかをチェックする。
棚に商品を並べる際は、商品の顔(正面)が前を向くように調整する。

それらを行ってくれるロボットは、今のところ実用化できていません。
おそらく、実用化までは相当の技術開発が必要になるでしょう。
出来たとしても、人間が行うスピードには追いつくことは難しいでしょう。

完全無人化の小売店というのは、まだまだ先になりそうです。
マスコミが「無人コンビニ」とか「無人スーパー」と言っているのは、あくまでも会計業務の無人化というものです。

2020年7月20日 (月)

コーポレートカラーに気を遣う

企業には、それをイメージする「色」というのがあります。

代表的なのは、航空会社のANAが青、JALが赤というもの。
JR各社も、東日本は緑、東海はオレンジ、西日本は青などとなっています。

私もできるだけ、顧客に提出するパワーポイントの資料や、企業研修で使うテキストなどは、その色をある程度盛り込んで作るようにしています。

しかし、企業側がどれだけその色にこだわっているのかは、手探りになることがあります。
大抵は、企業のホームページやもらった名刺を見て、多く使われている色がその会社のコーポレートカラーなのかな、と推測をします。

しかし、「貴社は〇色がコーポレートカラーなのですか?」と聞くと、「いいえ、別にそういうわけではありません。たまたまホームページにその色を使っているだけです」という回答が返ってくることもあります。

ただ、コーポレートカラーを決めている会社に対し、その色を“はずす”とあまり印象が良くないので、やはりできる限りホームページなどの色を使うように気を遣っています。

2020年7月19日 (日)

「販売革新」復刊

チェーンストア業界の専門誌として、㈱商業界が発行していた月刊「販売革新」。
私はこの雑誌を20年以上購読していました。
しかし、商業界の破産により、出版は停止。

そして先日、「販売革新」が復刊するという案内が来ました。

別の出版社が引継ぎ、11月に復刊するとのこと。
これは個人的には嬉しい出来事です。

販売革新には、スーパーやドラッグストア、ホームセンターといった店舗の最新情報や、企業戦略などが情報として載っていました。
業界の動きを知るためにも、雑誌の紹介記事や論説文は貴重な情報源です。

ネットでは、“自分が検索できた”限られた情報しか手に入りません。
極端なことを言うと、“読みたくもない内容”を知るのは、紙媒体の良いところです。

何はともあれ、復刊してよかったです。

2020年7月18日 (土)

余裕が出来たから人材育成

いくつかの運送会社の経営者が、人材育成について語っていました。

「今、コロナウイルスの影響で売上が大きく減っている。
仕事がなくなり、ドライバーの稼働も余裕が出ている。」

そして、「この時期は人材育成を行うチャンスだ」と。

トラックドライバーというのは、デスクワークのサラリーマンと違い、会社に居る時間は長くありません。
一日の大半は、社外で過ごすことになります。

そのため、社員を集めて教育を行うということが、意外と難しいものです。

実際私が、「ドライバーを集めてミーティングすることは可能ですか?」と聞くと、大抵は「普段は難しい」という答えが返ってきます。
会社によっては、年末の最終営業日とか、年始の最初の日ぐらいしか、一堂に集まる機会はないと言われます。

ドライバーの勤務体系は、出勤時間もバラバラ、帰社する時間はさらにバラバラ。
しかも労働時間を短くするためには、帰社したらすぐに退社することも必要です。

しかし、今の“仕事がない”状況では、ドライバーを遊ばさせておくわけにもいかず、教育する時間が取りやすいということらしいです。

個人個人と面談したり、社員を集めて研修をしたり、人材育成につながる時間を取りやすい。
今だからこそ人材育成。
そのチャンスを活かすことは、とても大事だと思います。

2020年7月17日 (金)

何が広告で何が報道なのか

先日、全国で発行されている新聞を読んだ時のこと。

第一面に、私の知っている企業のことが紹介されていました。
「あっ、この会社知ってる!」と、それを読んだとき嬉しくなりました。

その後しばらくして、ある人から「こんな記事知ってますか?」と、その新聞の一面を見せられました。

「これ、広告料を払って記事を書いてもらったそうです」との解説も添えて。

全国紙なので、記者が時事ネタを取材して書いたのかと思ったら、企業がお金を払って記事にしてもらったとのこと。

紙面を読む限り、“広告っぽさ”はあまり感じません。
客観的に取材しているような印象はあります。

しかし、「これは広告記事だよ」と言われ、うがった見方をすると、確かに批判的なことは何も書かれていません。

新聞も結局、広告料を払ってくれさえすれば、“それなりの記事”を書くのだと、一つ勉強になりました。

何が広告で、何が報道なのか。
新聞という媒体に限らず、テレビも雑誌もネット記事も、その境目を曖昧にすることは当たり前だと警戒して読むことが必要なようです。

2020年7月16日 (木)

ムダ話はムダではなかった

仕事において、相手の人と直接対面で会ったり、一緒に食事をしたりする機会が大幅に減った昨今。

“ムダ話”も減っています。
ムダ話とは、いわゆる雑談。

仕事とは直接関係のない話をする時間。

打ち合わせなどでは、本筋から脱線して雑談で盛り上がることがあります。

いつまでも雑談が終わらないと、「早く議題に戻ろう」と思うことがしばしばありました。

そんな雑談は今ではとても貴重な時間であったと思えます。
雑談からいろいろな情報が入ったり、本筋とは関係ないことで思いがけずアイデアが浮かんだり。
もちろん、相手との関係性を潤滑にすることにも役立ちます。

やはり、適度なムダ話は必要なもの。
ムダ話は、一概にムダではなかったと感じています。

2020年7月15日 (水)

物流業界は景気が落ち込んでいる

いろいろな人から、「物流業界は今どうなんですか?」と聞かれます。

コロナウイルスの影響で、物流業界の景気はどうなのか、という質問。

巣ごもり需要で、ネット通販を利用する人が増えたり、スーパーでの売上が増えたりして、一部には物量が増加し、活況となっているところがあります。

では、物流業界全体としてはどうなのか?

運送業界で、荷物とトラックをマッチングさせるサイトがあります。
トラック運送事業協同組合が運営するWebKITというサイトでは、6月の荷物の登録件数(運ぶトラックを探す側)は、前年比で約6割減とのこと。

荷物の量が、半分以上減っているということです。

それだけ、物流業界では荷量の落ち込みが発生しています。

ネット通販などの消費者向けの需要は増えていても、企業間の物流は減り、全体に影響を及ぼしている状況です。

従って、物流業界全体としては、景気は大きく落ち込んでいるといえます。

2020年7月14日 (火)

マネジメントとコントロール

「管理」を意味する言葉(英語)として、“マネジメント”と“コントール”があります。

上司が部下や組織を管理するうえで、これらの言葉が使われます。

一般的な受け止め方としては、マネジメントは良い意味。
コントロールは悪い意味で捉えられています。

コントロールは、「統制」という意味も含まれるからだと思います。
人を縛るようなイメージ。

しかし、是正すべき言動や、コンプライアンスに反する行為はコントロールをして、正しい方向に導く必要があります。

「ちょっとそれはおかしいのでは」とか、「止めた方がいいのに」と思えることを行っている人には、きっちりとコントロールをする。

「はっきりと指導することが苦手だ」という管理職の人がいましたが、言うべきことはしっかりと伝えるスタンスも、管理をするうえでは大事です。

2020年7月13日 (月)

直輸入品販売業者の仕入ストップ

私の知人で、海外ブランドの商品を販売している人がいます。
海外から商品を買いつけ、インターネットで販売を行っています。

本来であれば、ヨーロッパやアメリカなどの業者から仕入を行うのですが、今はどこも流通がストップしている状態。
仕入のために海外に出張することもできず、商品が枯渇しているそうです。

結果として売上が立たず、大幅な減収。
商品があれば売れる見込みがあるのに、それができない現状。

規模は小さいかもしれませんが、サプライチェーンが成り立っていない事例といえます。
その人も、サプライチェーンの混乱はしばらく続くとみて、次の一手を考え始めています。

2020年7月12日 (日)

自信がない人の方が成功する(?)

「ハーバードビジネスレビュー」の今月号に、自信がない人の方が成功するというコラムが載っていました。

ビジネスの世界では、自信を示した方が良い結果になるという考えがあります。
相手から信頼を得るには、自信がない態度より、自信がある態度の方がいいという考え方。

一方、コラムには次のようなことが書かれていました。

自信がない人は、ネガティブなフィードバックに耳を傾け、自分を正しく省みる。
自信がない人は、一生懸命努力し、熱心に準備する。
自信がない人は、傲慢にならす、他社を非難しないで自分の間違いを認める。

それらの結果によって、成功に至る可能性が高くなると。

自信満々で、他人の意見をはねつける人は、確かに付き合いを遠慮したいと思うものです。
自信のない人は、謙虚になるので、それが良い結果をもたらすという考え方は、一理あると思えます。

自信過剰は、やはりいただけないものです。
自信がやや欠けるくらいが、うまくいく塩梅なのかもしれません。

2020年7月11日 (土)

人に振り回されない

今、世の中はコロナウイルスによって大変な状況になっています。

戦後最大の危機。
100年に一度の危機。

そう評されることに、私自身も実感を伴っています。

そうした世相の中で、
「今までとは変えなければいけない」
「従来の延長にはならない」
「変化できなければ生き残れない」
と訴える識者がたくさんいます。

それは一面では事実でしょう。

従来の発想や行動では、世の中に対応していくことができない状況が生じているのだと思います。

では、自分自身どうするのか?

結局、それは自分で考えるしかありません。

他人から「変わらなければいけない」と言われるから変わるのではなく、変える必要があると思えば変える。
変える必要がないと思えば変えない。

誰も、他人の人生や生き方を保証してくれるわけではありません。
増してや、テレビやネットの先に居る人たちに。

他人に振り回されず、自分のことは自分で考え、行動を決める。
それが大事だと思っています。

2020年7月10日 (金)

在庫を置いておく費用の考え方

物を販売をしている企業では、物の在庫・保管が発生します。

企業の中には、物を置いておくだけでは、特にコストは発生していないと思っている人がいます。

たとえば、自社所有の土地や倉庫に物を置いておく状態の場合。
土地代や倉庫代を外部に支払っているわけではないので、費用は掛かっていないという考え方。

実際、お金の面では支払いは発生していないので、その考えを否定するものではありません。

しかし、「たまたま自社の倉庫があったから」支払いが発生していないわけで、もし外部の倉庫を借りる状態だったら、その費用が発生することになります。

外部の倉庫を借りる費用は、場所にもよりますが、1坪で月額3千円から8千円程度。
その1坪に100個の物を置いたとすると、1個保管する費用として、月に30円から80円掛かっていることになります。

在庫をマネジメントするうえでは、お金を払っていないからコストは掛かっていないという考え方ではなく、仮想的に(倉庫を新たに借りたとすると)月に〇円費用が発生しているといった考えを持つと、より在庫管理のレベルが上がっていくものです。

物を置いておくのは、実はタダではないという考え方です。

2020年7月 9日 (木)

酒を断った運送会社社長

中小のトラック運送業の社長で、酒を飲まない人がいます。

父親から会社を引き継ぎ、二代目の社長。
社長になったときから、酒を一切飲んでいないそうです。

体質的に飲めないというわけではなく、昔は飲んでいたとのこと。
しかし、社長になったときから、付き合いの席でも酒は止めています。

その理由は、「万一、事故などが起こった時には、現場に駆けつけなければならない」、また「ドライバーが体調不良などで運転できなくなったときに、自分が代わりに運転することもある」というもの。

業務はほぼ24時間365日、何かしらの運行があります。
夜中でも、社員から携帯電話に連絡が来ることが少なくありません。

中小企業なので、ドライバーの数も限られ、余裕を持った雇用もできません。
ギリギリの経営といった状況です。

そのため、何かあったら社長が動かなければいけないのです。
一切酒を断った話に、経営者の覚悟を感じます。

2020年7月 8日 (水)

鬼上司が感謝される確率

「鬼上司」と言われる人がいます。

仕事に妥協せず、部下に厳しく接する上司。
出来ない言い訳を許さず、安易な提案は突き放す上司。

部下は、そのような上司に報告や相談をするときは、緊張を強いられます。

鬼上司の部下となったときは、“不幸”、“運が悪い”と思うしかありません。
(なお鬼上司とは、単なるパワハラ上司とは違います)

昨今の理想的な上司像は、理解力があり、話しをよく聞いてくれ、しっかりと指導やフォローをしてくれるという人です。
鬼上司は、そんな“物分かりが良い人”ではありません。

しかし、そんな鬼上司に感謝しているという声も、決して少なくはありません。

「あのとき、あの鬼上司に鍛えられたから今の自分がある」
「あの経験が役に立っている」
「どんな状況でも対応できる根性が身についた」
など、感謝する人は少なくと思います。

ただし、それはあくまでも鬼上司から卒業した、過去の話として語るときですが…。
決して、鬼上司の部下でいる間は、感謝などすることはありません(笑)。

では、そんな鬼上司に感謝している人はどれくらいいるのでしょうか。
意外と少なくない、しかし決して高い数値ではないような想像をします。

割合で言ったら、5割から7割くらいでしょうか。

やはり、理想的な上司であるに越したことはありませんが、鬼上司も感謝される人はいるわけです。

2020年7月 7日 (火)

期待を込めた来期の収支予測

いくつかの企業で、経営に関するコンサルティングを行っています。

今は、多くの企業で売上が低下し、収益が悪化している状況。
それでも何とか生き残れるように、努力しているところがたくさんあります。

そして、今後どうなるのかの見通しを立てることも必要です。

今期は、売上、利益とも落ち込むにしても、来期はどうなるのか。
決算発表を行っている大企業でも、「今後の見通しは不明」と言っているところが大半です。

正確には、恐らく誰も予測を当てることはできません。

しかし、売上は何とかコロナウイルス発生前の状態に戻るのではないか。
あわよくば戻って欲しい。

そんな期待を込めて、収支計画を立てているところがあります。

2020年7月 6日 (月)

雑誌の値段の不思議

いくつかの専門誌を定期購読しています。

毎月、もしくは隔月で発刊される雑誌。
流通業界や物流業界、経営に関するテーマについての専門誌。

それらの雑誌は、意外と値段に上下があります。

安いのは、1冊1,000円未満。
高いのは、3,000円近くするものもあります。

では、値段によってページ数が変わるかというと、そんなことはなく、どれも同じようなページ数です。

中身はどうか。
これは値段が高いから“厚い”とか、値段が安いから“薄い”といったものではありません。

値段が安くとも、取材などがしっかりされて、興味深い記事が多いものもあれば、高価な雑誌でもあまり読む箇所が少ないものもあります。
(もちろん、自分自身の興味によって左右されますが)

専門誌なので、値段を安くすれば売れるというわけではないでしょうし、高いと売れないというわけでもないのでしょう。

出版社の立場としては、書店や定期購読で販売する売上よりも、広告料の収入のほうが収益に与える影響は大きいそうです。
そうであれば、「少し高いのでは?」と思われる値段は避けた方がよいのではないかと思ったりもします。

2020年7月 5日 (日)

海外赴任の予定が翻弄される

私の知人で大手の製造業に勤めている人がいます。

本来、この春にはインドへの赴任が決まっていました。
本人は割とそれを楽しみにしていたようです。
生活面の準備も、それなりにしていました。

ところが、この情勢なので赴任は延期。
時期がまったく見通せない状況となりました。

仕事は、今までの部署で、仮の所属のような扱いとなっていますが、恐らく赴任は一旦中止となるのではないかとのこと。
正式な配属先がどうなるかは分からないものの、海外赴任は当分なさそうです。

私個人としては、海外赴任となるとその知人に会う機会がほとんどなくなってしまうので、それが避けられたのはありがたいのですが、本人にとっては複雑な思いがあるでしょう。

仕事の面でも、生活の面でも海外に行くことを楽しみにしていた人は、それが翻弄され残念なことになっています。

2020年7月 4日 (土)

シャッター通りが増えないように

シャッター通りという言葉があります。
商店街などで店舗が閉鎖され、シャッターが閉まったままのところが目立つ通りというもの。

私の自宅の近くに、問屋街があります。
千代田区、中央区の岩本町、東神田、馬喰町辺りに、アパレルや服飾雑貨の問屋が集まっている地区。

大手の問屋の本社もありますが、個店で営業している問屋が数多く集まっています。

しかし、新型コロナウイルスの影響か、シャッターが閉まった店が以前より増えています。
「〇月〇日で閉店しました」という貼り紙もあちこちで見られます。

アパレル業界は、今大変な不況です。
小売店が営業自粛で販売できない期間があり、夏物衣料が売れませんでした。

売れないと次期の秋冬物を仕入れる資金がありません。
売れ残ったものを保管する費用も増えます。
もちろん、店舗の家賃といった固定も掛かります。

結果として、閉店や廃業せざるを得ないところが増えているのでしょう。
何とかこれ以上の不況にならないように祈るばかりです。

2020年7月 3日 (金)

自分の中で弁証してみる

物事の意思決定をしたり、人に意見を伝えたり。
頭の中では、常にいろいろなことを考えています。

そして、それらすべての判断をしているのは、自分自身。
自分が考えたこと、自分で決めたことを基軸に言動につなげています。

しかし、時に「なぜその判断なのか」がわかりづらいことがあります。

特に、他人にその理由をうまく説明できない場合、相手の納得を得られなかったり、不信感につながったりします。

やはり他人に理解してもらうには、その根拠が必要になります。
ただし、根拠は明確になっているものばかりではありません。

「何となく」とか、「勘で」といった理由で判断している場合もあるわけです。

そのようなとき、自分に反論する“もう一人の自分”がいると、判断理由がクリヤーになることがあります。
自分自身の中で、もう一人の自分が弁証するイメージです。

反論されたとき、うまく答えられるか。
明確な根拠がないときは、自分の中で弁証してみることも必要です。

2020年7月 2日 (木)

危機の経験がムダにならない、と言えるか

多くの企業が経営危機に陥っている現状。

生き残れるか、あきらめてしまうか、経営者の胸中は少なくとも楽観的ではないと思います。

ある経営者がインタビューで語っていました。
「この危機は決してムダにはならない。
危機が人を育てるものでもある」と。

本当に今、生きるか死ぬかの瀬戸際の企業がたくさんあります。
このようなコメントを言えるところは、未だ余裕があるのかもしれません。

それでも、危機がムダにならないと思える経営者は、多少なりとも前向きな気持ちを持っているのだと思います。

そして、この危機を経験した従業員の人たちは、危機を乗り越えたら今までとは変わって成長するというのも、“真”であることは間違いないでしょう。

今の危機はムダにならない。
そう思える経営者は、従業員にとっても頼りになるのではないかと思います。

2020年7月 1日 (水)

生の情報量が減る

今年は、特に3月以降、人と接触する機会が減っています。

外出自粛、リモートワーク、そして業務自体を一旦ストップさせるところが多く、「人と会わない体制づくり」が求められています。
増してや、「ちょっと飲みながらでも…」といったこともできません。

もちろん、オンラインでの会議や、電話での打ち合わせなどはありますが、どうしても人と話をする時間が減っています。

オンライン会議では、社外の人とあまり長く雑談もできません。
また、一緒に移動や行動することもなくなり、その移動の間にあれこれ話をすることも少なくなっています。

直接会っていれば、業界の動向や「あの会社ではどうのこうの…」といった情報が自然に入ります。
あるいは、「あれについては実際どうなの?」と、さりげなく実情を聞けたりします。

今、そういった“生の情報”が得られないのは困ったもの。
ネットなどに出ている情報ではなく、生の声、生の情報がビジネスをするうえでは、結構大事です。

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