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2020年8月24日 (月)

「物流」と「ロジスティクス」の定義

物流という言葉があります。
モノの流れ。

元々は、「物的流通」という言葉の略語で、英語のPhysical Distributionを訳したものです。

そして、物流のことを「ロジスティクス」と言うこともあります。
では、「物流」と「ロジスティクス」は同じなのでしょうか。
何か違いがあるのでしょうか。

言葉の定義としては、JIS(日本産業規格)に定められたものがあります。

『物流』:
「物資を供給者から需要者へ、時間的及び空間的に移動する過程の活動。
一般的には、包装、輸送、保管、荷役、流通加工及びそれらに関連する情報の諸機能を総合的に管理する活動。
調達物流、生産物流、販売物流、回収物流(静脈物流)、消費者物流など、対象領域を特定して呼ぶこともある。」

『ロジスティクス』:
「物流の諸機能を高度化し、調達、生産、販売、回収などの分野を統合して、需要と供給との適正化を図るとともに顧客満足を向上させ、併せて環境保全、安全対策などをはじめとした社会的課題への対応を目指す戦略的な経営管理。」

以上が、物流とロジスティクスの定義となります。

JISの定義によると、「物流」は物資を供給者から需要者へ移動する活動、「ロジスティクス」は物流の諸機能を高度化したもの、ということになっています。

ロジスティクスは、単にモノを運んだり保管したりといったことだけではなく、経営管理に基づいた活動であると言えます。
どちらかというと、「物流」よりも高い視点、高いレベルでマネジメントするものということです。

ただし、昨今は「物流」と言っても、単にモノを右から左に動かすことだけを言っているものでもなく、ロジスティクス的な観点を含めて活動していることが大半です。

実務上は物流とロジスティクスは同じような意味合いで使われていますが、あえて定義をすると上記のものとなります。

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