今後の予測数値の難しさ
いくつかの企業の、今後の数値計画を作る作業を支援しています。
今後の売上計画であったり、利益計画、また物流現場における出荷量の計画などについてです。
今後の計画は、過去の数値を基に作成するのが基本です。
直近の実績から、トレンドなどを考慮して伸ばすところは伸ばす、縮減するところは減らす。
一つ一つの数値に対し、見極めを行っていきます。
しかし、今期、来期の数値計画というのが正直難しい予測になっています。
今までの一年近くの実績というのは、ある意味“異常値”。
需要が大きく減ったり、物によっては大幅に売上を伸ばしたり。
従来のトレンドからは外れた動きになっているものが多い。
そして、今後一年程度も、世の中がどうなるのか、読むことが非常に難しい。
突然、需要が減ったり、元に戻ったり、果たしてどうなるのか不透明な状況が続きそうです。
「計画」というのは悪い意味の“いい加減”で作るものであればいいのですが、多くは計画に則って企業やステークホルダー(借入をしている金融機関など)が動いていきます。
もし計画と実績が異なったら、「なぜ計画と違っているのか」、さらには「計画に近づけるためにはどうすべきか」を明確にしなければいけません。
“いい加減”でなく、“真剣に”計画を作るのが、例年になく難しい現状です。
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